沖縄昆虫同好会

12月例会結果

 2006年12月の例会が琉球大学農学部「風樹館」で、午後7時~9時30分まで行われ、遠くは横浜をはじめ豊見城市から10人あまりが参加した。
 はじめに事務局から会費の納入状況について簡単な説明があった。続いて会誌編集より「琉球の昆虫31号の原稿の締め切りは2月末日を予定していると報告したら、2名から原稿の提出があった。
 話題が盛り上がったメインの話は二つ。一つめはアサギマダラのマーキングと再捕獲の成果。沖縄に飛来する個体群は、もっと南に南下する中継地点だとする説。本土で多量に集合した個体群たちが繁殖地を求めて、各島々に降り立ち繁殖をするのだという説。どうやら、オオカバマダラが旅するのと同じではなく、かなり複雑な理由がありそうだ。そう考えると、南や北からやってくる沖縄に虫た
ちが何の理由で旅するのか説明の手がかりになるかもしれない。
 二つめの話題は最近発行された沖縄のレッドデータの動植物のこと。どうやら沖縄県は指定された動植物全てを保護する名目で採集禁止にする条例を準備しているとの話だ。会員からはいろいろな意見がだされた。会員にはかなりの専門家がいるにも関わらず、寝耳に水のような話だという。
このままほっとくと例えばクワガタムシは採ってはならず、子供たちが夏休みに楽しみにしている昆虫採集は全滅と言うことになる。
 身の回りの動植物が採集禁止になったら、大変だろうな?

会員各位殿
12月例会を下記の通り開催しますので、ご参加願います。
12月20日水曜日 午後7時~9時まで
琉球大学農学部「風樹館」
※虫好きな方は会員でなくても参加できます。

沖縄昆虫同好会2006年11月例会 
11月22日水曜日 午後7時~21時30分
琉球大学農学部「風樹館」 参加者22人
○事務局より
 会誌「琉球の昆虫」30号を発刊したので配布する。2005年度の会費での発行なので
 会誌と引き替えに会費を納めて下さい。
 会誌バックナンバーのセールをしますので、必要な方は声を掛けて下さい。
○会誌編集より
 30号は今までと違い画像がたくさん含まれている。カラーは無理だが、図・写真はモノクロ
 での掲載が出来る。ぜひ、編集と相談して下さい。31号は締め切り2月下旬、発行は3月末
 の予定。
 はべる2006年度第4号を作成した。みなさん見て下さい。
○今年度の定例会で最大の人数になった。初顔が多いので自己紹介をする。奄美から、屋我地
 からなど遠くからもいる。
○話題など
 院生のウミクワガタ(等脚目)の研究の話が面白く、質問が多かった。最近の例会は虫だけで
 なく鳥、蛇、蛙などの話題もおおくなった。
 注目された話は40年前首里でヨナグニサンを飼育羽化させた話、オオギンヤンマを採った、
 ウスアオオナガウラナミシジミのハイビジョンでの撮影ができた、沖縄のリンゴカミキリは南部
 北部での違いがあるもしかして、アマミナナフシが南部と北部で違うのではと分類の話が多く
 なってきている。多くの観察例や細かい形態的な違い、遺伝子レベルでの違いなどかなり
 こまかくなっている。そのためか、半数以上は自分の専門外が分からない。
 すみません、素人なので、皆さんの話のレベルが高くての意見に、毎回参加の方が私も分からん
 とフォローをしていた。
 虫の好きな方々次回は12月20日を予定している。
 参加は自由です。ぜひ、ちゃちを入れに遊びに来て下さい。

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ウミクワガタの話を聞く

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話題する話の対応も様々

沖縄昆虫同好会の会誌「琉球の昆虫」バックナンバー
のセールを行いますのでお知らせ致します。
1号~6号までは各1冊3,000円
 ※在庫少数なので、早めに申し込まれた方を優先致します。
6号~20号まで各1冊1,000円
 ※在庫はまだあります。
送料は別途必要です。
購入の申し込みは下記の会事務局にお願いします。
〒901-0145 那覇市高良2-13-67 長嶺邦雄方
          電話098-857-4913

会員各位殿
11月例会を下記の通り開催しますので
参加して下さい。知人・友人・家族の参加も歓迎致します。
 11月22日水曜日 午後7時~9時まで
 琉球大学農学部「風樹館」tel895-8841
○会誌 琉球の昆虫30号を渡せると思いますので
     会費の準備をお願いします。

シジミチョウ科 ウラナミシジミ
 庭先に栽培されているフジマメの蕾を探すと、だいたい卵が付いている。スキなのか一つの花序に数十もの卵が付いていることがある。
マメ科 フジマメ
 熱帯アジア~アフリカにかけて分布する蔓性の古い食用植物。性質は強健で、沖縄では半野生化している。主に民家近くの庭先や、原野、林縁などで見られる。
画像の説明

アゲハチョウ科 アゲハ類の食草
 特定の種の食草としての記録がない。「ミカン類」とされているのはヒラミレモン、カーブチー、オートーのたぐいで果実が付いてないときは、外見での区別は難しい。
ミカン科 カーブチー
 沖縄では古くに導入され、果樹として栽培されたきた。果実は卵ほどの大きさで球形、9月下旬から10月中旬、皮が青い内に収穫する。この頃はちょうど運動会のシーズンなので皮の薄いオートーと並んび、弁当の後の果物の代表だった。源種に近いのか、種子が多く酸味が強い。
画像の説明

セセリチョウ科 クロボシセセリの食草
 食草としての記録は少ない。
ヤシ科 セネガルヤシ
 アフリカ原産のナツメヤシと同じフェニックスの仲間。葉の付け根には鋭い刺があり、形状はシンノウヤシに似ているが幹が太くなり、一回り大きい。沖縄では少ないヤシの一つ。
画像の説明

セセリチョウ科 クロボシセセリ
 幼木だと幼虫は見つけやすいが、高いと無理。
ヤシ科 ニューカレドニアフィジーノヤシ
 ニューカレドニア原産のノヤシ。樹形がきれいなので、東南アジアでは街路樹として使われている。沖縄では普及していない珍しいヤシに入る。
画像の説明

セセリチョウ科 クロボシセセリの食草
 記録は少ない。
ヤシ科 オウギヤシ
 インド原産の観賞用のヤシ。葉が扇状に開くので、美しいヤシの一つに数えられている。沖縄ではごくたまに趣味家が栽培しているだけで、個体数はきわめて少ない。
画像の説明

セセリチョウ科 クロボシセセリの食草
 シンノウヤシ等に似ているのか好きな食草のひとつなのだろう。葉は幼虫の巣が多い。ただ、ジョオウヤシが見つけにくいので、飼育するのには餌探しがたいへん。
ヤシ科 ジョオウヤシ
 ブラジル原産の高さ10mあまりにも達する高木のヤシ。沖縄では時々公園、庭園などに植えられていたが、タイワンカブトムシの食害で数がすくなくなった。画像は苗で、種を蒔いて数年しかならない。
画像の説明

会員各位殿
10月例会を下記の通り行いますので
ご参加願います。
期日 10月25日 水曜日
時間 19時~21時
場所 琉球大学「風樹館」2F

アゲハチョウ科 モンキアゲハの食草
 文献に食草として記録がある。まだ見つけたことはない。
アゲハチョウ科 ナガサキアゲハの食草 
 文献に食草として記録がある。
アゲハチョウ科 ナミアゲハの食草
 文献に食草として記録がある。まだ見つけたことはない。
ミカン科 ザホン
 沖縄の民家で普通に栽培されていたが、最近少なくなった。
画像の説明

セセリチョウ科 クロセセリの食草
 幼虫がよく見つかる植物の一つ。飼育も簡単にできる。
セセリチョウ科 オオシロモンセセリの食草
 クロセセリに比べて記録は少ない。好まないのかもしれない。
ショウガ科 アカボゲットウ(レッドジンジャー)
 モルッカ諸島からメラネシアにかけて原産する熱帯性の園芸植物で、沖縄でも良く育つ。真っ赤な穂がきれいなので切り花として出荷されている。性質は強健で、民家・公園に植えられて親しまれている。
画像の説明

シロチョウ科 ウスキシロチョウの食草
 記録は少ない。沖縄では沖縄市にある植物園でしか生えてないので観察は難しい。
マメ科 センナ・スルフレア
 タイからの導入植物。種子を蒔いて育てられて開花した。開花したときには沢山の種子が出来ると期待したが、1個もついてなかった。その後も開花はするが莢は出来ず種子も出来てない。
画像の説明

シジミチョウ科 シルビアシジミの食草
 シジミチョウの仲間は幼虫を探すのがたいへん。小さすぎるので終令でも困難だ。食草をひとまとめにビニル袋に入れておくと、いつの間にか成虫が羽化していることが多い。ちょうど芝生の中にヤハズソウがたくさん生える頃で、花も咲いている。興味のある方はやってみて下さい。
マメ科 ヤハズソウ
 低地に普通に見ることが出来、沖縄の各島々に分布している。荒れ地、路傍、芝地等に生えていて強い。
画像の説明

セセリチョウ科 ユウレイセセリの食草
 沖縄島ではまだ見つけたことはない。西表島で記録されている。
セセリチョウ科 トカリチャバネセセリの食草
 記録がある。
セセリチョウ科 ネッタイアカセセリの食草
 沖縄島ではまだ見つけたことはない。西表島で記録されている。
ジャノメチョウ科 ウスイロコノマの食草
 沖縄島ではまだ見つけたことはない。西表島で記録されている。
ジャノメチョウ科 リュウキュウヒメジャノメの食草
 本種のよく見つかる食草の一つで、探しやすい。
ジャノメチョウ科 マサキウラナミジャノメの食草
 西表、石垣島で林床を這いながら幼虫を探したことがある。
ジャノメチョウ科 ヤエヤマウラナミジャノメの食草
 西表、石垣島で林床を這いながら幼虫を探したことがある。少ない。
イネ科 ササクサ
 山地の林床に生える多年生の下草。林道脇、渓流沿いに生えていることが多い。群落をつくる。
画像の説明

アゲハチョウ科 シロオビアゲハの食草
 幼虫は見つけたことがあるが、レモンが少ないので記録は少ない。
アゲハチョウ科 ナミアゲハの食草
 レモンの小さな苗に十数匹の幼虫がついていて、瞬く間に葉がなくなったことがある。
ミカン科 レモン
 ミカン園、民家で時々レモンが栽培されているときがある。果実が付いてないときは他のミカン類と区別は難しい。最近はゴマダラカミキリの食害でミカンの木が少なくなった。レモンも例外ではなく、最近はほとんどみなくなった。
画像の説明
果実がついているのを探したが見つからなかった

セセリチョウ科 バナナセセリの食草
 民家や畑で栽培されているバナナには普通に幼虫や蛹が観察できる。ただ、成虫は見つけるのになれてないと、探すことは難しい。
バショウ科 バナナ
 沖縄で普通に栽培されているのは草丈の低い、いわゆるサンジャクバナナと言われている。だが、ホクショウバナナ系統のバナナもあって、区別は難しい。
画像の説明

各位へ
9月例会を下記の通り行いますので、ご参加下さい。
 9月27日(水) 午後7時~9時
 琉球大学「風樹館」
※会員でなくても参加出来ます。
 虫に興味のある方、沖縄の自然が好きな方、歓迎致します。

アゲハチョウ科 シロオビアゲハの食草
 ナツミカンより幼虫を見つけたことはない。知人に聞いたところ沖縄でも食べるという。
アゲハチョウ科 ナミアゲハの食草
 ナツミカンより幼虫を見つけたことはない。もともと沖縄島では少ない蝶の一つなので、幼虫は探しにくいのかもしれない。
ミカン科 ナツミカン 
 沖縄で産業的な生産はない。趣味で庭に栽培している程度で、むしろ珍しいミカンに入る。
画像の説明

セセリチョウ科 バナナセセリ
 リュウキュウバショウは、芭蕉布を作るために沖縄のほぼ全域で栽培されている。特に北部に多く、幼虫もよく見つかった。群生地には、成虫が昼間葉陰にとまっていることがあった。蛹も見つけやすい。
バショウ科 リュウキュウバショウ
 民家にはバナナ、山野にはリュウキュウバショウがあり、半野生化しているほど丈夫だ。バナナが出来、一度だけ食べたが甘くなかった。知人によれば完熟したら美味いという。
画像の説明

アゲハチョウ科 アオスジアゲハの食草
 記録があるが、幼虫等見つけたことはない。
クスノキ科 シロダモ
 沖縄の各島々の山野に自生する常緑の中高木。春先の新芽は金色で、とても美しい。
画像の説明

セセリチョウ科 タイワンアオバセセリの食草
 記録は多いが、私はまだコウシュンカズラで飼育したことはない。
キントラノオ科 コウシュンカズラ
 石垣、西表、与那国島に自生していて海岸に普通に見られる蔓性の植物。黄色い綺麗な花が咲くことと、蔓が辺り一面覆うので日よけだなに向く。沖縄では園芸植物として公園、民家に植えられている。
画像の説明

タテハチョウ科 イシガケチョウの食草
 春先から初夏にかけ幼虫が見つかる。しかし、ガジュマルの木が大きいので、卵・幼虫は小さい木で探すのがよい。
マダラチョウ科 ツマムラサキマダラの食草
 記録がある。幼虫は簡単には見つからないようだ。
マダラチョウ科 マルバネルリマダラの食草
 飼育の記録がある。
クワ科 ガジュマル
 沖縄で最も有名な木の一つ。低地から山地かけて自生し、公園、庭園、学校、街路樹、盆栽などに使われている。繁殖はとても簡単で枝を地面に挿しておくだけで生えてくる。
画像の説明

シロチョウ科 ウスキシロチョウの食草
 本種のメインの食草・ナンバンサイカチの新芽・新葉が食べ尽くされる頃に、ハネセンナの利用が増えるようだ。ただ、ハネセンナは滅多に食べ尽くされない。
シロチョウ科 ウラナミシロチョウの食草
 ウスキシロチョウを飼育していたら、何度かウラナミシロチョウが羽化する事がある。幼虫は似ていて、ぱっと目には気がつかない。飼育していたら、あれれと言うことがあった。
マメ科 ハネセンナ
 熱帯アメリカ原産の花木。莢が羽状なのでハネミセンナの名前や、花序が黄色いローソク状なのでキャンドルブッシュとも言われている。沖縄では熱帯花木ブームで一気に普及したが、最近は下火。
画像の説明

タテハチョウ科 リュウキュウミスジの食草
 シカクマメを栽培していると観察もしやすい。ちょうど8月から11月が幼虫が多く、独特の蛹も簡単に見つける事が出来る。リュウキュウミスジの観察植物としては一番かもしれない。
シジミチョウ科 ウラナミシジミ
 蕾に産卵し子房を食す。莢の若い種子も好んで食べる。若い莢は人も大好きなので、蝶と人、どっちが大事、もちろん蝶?
マメ科 シカクマメ
 沖縄では若い莢を野菜として栽培するアフリカ原産の蔓植物。東南アジアやアフリカでは、若い葉や新芽、種子も食べる。9月~10月にかけてが旬で、成長がはやいので毎日収穫しないとすぐに莢が固くなる。

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セセリチョウ科 バナナセセリの食草
 最近記録した食草で、記録は少ない。
バショウ科 ヘリコニア・ビハイ
 小アンチル諸島~ブラジル南部原産の熱帯花木。オウムの嘴を思わせるような色彩豊かな苞が
特徴。園芸植物として盛んに栽培されているので、いろいろな品種があり、色も豊富にある。

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8月例会は、23日(水) 琉球大学「風樹館」PM7:00~21:00で行った。参加者は新しい顔ぶれを含めて14名でした。
○事務局から
 会費の納入について、不満があった。既存の会員は事情を知っているが新会員は知らない。会誌と会費は同調。会誌が遅れているのがその原因。因みに会誌30号は2005年度会費分。
琉球の昆虫編集から
 8月末締め切りだが、原稿が足りないので9月上旬まで待つ。40ページを越え次第、編集開始。9月末には発行の予定。
話題
1.小さな島巡りは面白い。植物の種類と昆虫の種類の相関は、一緒に行く人いない。与那国は相次ぐ台風の襲来で、何をしに行ったのか。
2.ウスバキトンボは旅をする話題。会員から、あっちこっちて゜数が多くなった。町中の灯火にも来ている。マーキングで調べるのがいいが、方法は。アサギマダラ方式で可能なのか、宿題になった。
3.昆虫食。コオロギの瓶詰め、サソリの干物を持ってきた。干物は食べたい人が少しづつ味見。
4.オキナワナガボソタマムシが80年に記載されて依頼、久しぶりの採集。感無量。
5.イチジクカミキリの発生は。進入当時は、新聞に害虫の報道ですごかったが。最近沈静化、珍しくなった。去年、会員が採集したと言っていたが、今年はどうなのだろう。
 定例会に参加ご希望の虫好きの方は、ブログを参照下さい。問い合わせは次の通り。
○定例会 琉球大学「風樹館」tel098-895-8841
○会員に入りたい 事務局 長嶺邦雄方 〒901-0145那覇市高良2-13-67

タテハチョウ科 イシガケチョウの食草
 記録は少ない。
クワ科 コウトウイヌビワ
 常緑の中高木。沖縄の各島々の山地に見られる。新芽、新葉が赤茶色なのでアカメイヌビワ、別名ハルランイヌビワともいう。

セセリチョウ科 オオシロモンセセリ
 観賞用植物なのか、記録が少ない。
ショウガ科 キフゲットウ
 ゲットウの葉に黄色斑が入る園芸植物。民家の庭、公園などに植えられていて、時々鉢植えも見かける。

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セセリチョウ科 バナナセセリの食草
 リョウリバナナの果実が付いてないときは、普通のバナナと区別はなれてないと難しい。そのため記録は少ない。
バショウ科 リョウリバナナ
 性質が強健でよく実がつくためなのだろう、東南アジアでは普通に栽培されている。しかし、沖縄ではリョウリバナナを調理して食べる習慣はなく、観賞用として栽培されているに過ぎない。ただ、スーパーなどでも時々リョウリバナナが売られているので、すこしづつ知られてきているのかもしれない。
画像の説明
果実が灰緑色なので普通のバナナと区別できる

セセチョウ科 バナナセセリの食草
 観賞用に栽培されている所から幼虫を見つけた。幼虫は葉をくるっと巻いているので、すぐに分かる。飼育は楽で、葉をつぎ足すだけでよい。良い標本を作るのには、飼育が一番で、成虫を野外で採集するより翅の状態が抜群に良い。
バショウ科 サオトメバナナ(リンゴバショウ、サオトメショウ)
 インド原産の観賞用バナナ。切り花、鉢植えに利用されているが、沖縄での栽培は多くない。
画像の説明

会員各位殿
8月例会のお知らせ
23日水曜日午後7時から、琉球大学「風樹館」
で定例会を行いますので参加して下さい。
一般の参加も大歓迎です。
面白い虫の話題お待ちしております。

セセリチョウ科 アサヒナキマダラセセリの食草
 石垣島の於茂登岳山頂付近、西表島古見岳山頂付近で幼虫を観察したことがある。葉を数枚つづり合わせて巣を作りその中にいた。
セセリチョウ科 チャバネセセリの食草
 観察例は少ない。
セセリチョウ科 ネッタイアカセセリの食草
 文献にあるが、観察したことはない。
ジャノメチョウ科 シロオビヒカゲの食草
 観察例は少ない。ただ、リュウキュウチクの竹林で幼虫を探すとなると、群落が大きいのでたいへんかもしれない。
ジャノメチョウ科 リュウキュウヒメジャノメの食草
 観察例は少ない。
ジャノメチョウ科 マサキウラナミジャノメの食草
 観察例は少ない。
イネ科 リュウキュウチク
 沖縄各島々の低地から山地にかけて自生する。竹はつい最近まで、ゴーヤー棚を初めとする蔓野菜の棚作りにかかせないものだった。ほうき、竹囲い、竹で屋根を葺いたり、様々に使われ、地域で竹林は大切にされていた。なお、タケノコは食べられる。
比嘉正一

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アゲハチョウ科 ジャコウアゲハの食草
 早春から初夏にかけて幼虫が見つけやすい。終令幼虫の寄生率は高いようで、野外から持ち帰って飼育していたら、蜂が羽化したことが多い。
アゲハチョウ科 ベニモンアゲハの食草
 八重山では幼虫をみたが沖縄島ではまだない。島全域に多いようではないようだ。
アゲハチョウ科 キシタアゲハの食草
 まだ観察したことはない。
ウマノスズクサ科 リュウキュウウマノスズクサ
 沖縄の各島々に普通に生えている蔓性の植物。低山地に多く、標高の高い場所には少ない。
比嘉正一

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マダラチョウ科 ツマムラサキマダラの食草
 南部の石灰岩地帯で幼虫が見つかっている。新芽の時期が良く、何人もが初夏が観察しやすいという。
キョウチクトウ科 リュウキュウテイカカズラ
 常緑の蔓性植物で。琉球石灰岩、樹木、崖、石垣等に這っている。沖縄の各島々の低地から山地までまんべんなく、生育している。
比嘉正一

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セセリチョウ科 バナナセセリ
 今年はバナナセセリの幼虫が多い。先日もバナナの葉をまいた巣をいくつも見つけた。飼育は簡単で、段ボール箱を利用し、バナナを葉を追加するだけだ。卵から飼育したい方は、葉の上にプリン型で赤ピンクしたのがついているので、探せば見つかる。
バショウ科 シマバナナ
 沖縄はバナナの栽培が盛ん。シマバナナは高級品で味も良い。そのため、各地で植えられていて、庭にも植えられていることが多い。

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シロチョウ科 キチョウの食草
 卵は新芽がでる春先に産み付けられることが多い。新芽は台風の後にもよく出るので、年に数回は出ていて、そのたびに生み付けられる。幼虫も見つけやすく、マメ科に比べて餌持ちも良いので、飼育もしやすい。
クロウメモドキ科 リュウキュウクロウメモドキ
 沖縄の各島々に分布する常緑の樹木。石灰岩地帯に多く生えていて、岩に直接生えているときも多い。

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アゲハチョウ科 アオスジアゲハの食草
 クスノキから幼虫を採取したことはない。沖縄で普通に幼虫がついているかどうかは不明で、記録はすくない。
クスノキ科 クスノキ
 常緑の高木で、大木に育ち材木としての利用価値が高い。もともと沖縄に自生はなく、材木生産を目的に導入されたと言われている。樟脳を採取するためにも植えられていて、ヤンバルの奥地でもときたま大木を見ることがある。

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アゲハチョウ科 シロオビアゲハの食草
 2005年5月、ベルノキから初めて幼虫を見つけた。その後は数回観察したが、幼虫はいず、今年に入って再び1令幼虫が2頭いた。
ミカン科 ベルノキ
 熱帯では果樹として知られているようだが、沖縄では珍しい植物に入る。趣味家が栽培している程度で、たぶん植木市などでも手に入りくいと思う。

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セセリチョウ科 アオバセセリの食草
 ヤンバルアワブキは渓流沿い、林道沿いなどに生えていることが多いので幼虫が見つけやすい。特にひこばえだと幼虫の巣は簡単に見つけられる。ただ、飼育は長期戦を覚悟しなければならない。
タテハチョウ科 スミナガシの食草
 アオバセセリの幼虫と同じくらい見つけやすい。葉をカーテンのようにして食べるので、近くに幼虫がいますよ、言っているようなもの。飼育するのには、庭があれば植えて観察するのが一番よい。
アワブキ科 ヤンバルアワブキ
 沖縄各島々山地に生え、落葉する樹木。沖縄島では沖縄市より以北に自生し、南部にはない。

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アゲハチョウ科 シロオビアゲハの食草
 文献に記録がある。自然な状態で幼虫は見たことがない。
アゲハチョウ科 ナミアゲハの食草
 沖縄でのナミアゲハの一番の食草と思う。個体数の少ない理由はヒレザンショウがぜったい的にないからだ。盆栽に十数匹幼虫がいて、半分坊主になっていたのを見たことがある。
ミカン科 ヒレザンショウ
 沖縄の各島々の海岸岩場に自生する。かつてたくさんあったと思われるが、自然の海岸植生がなくなったのか、野生で生えているのは離島でしかみられない。盆栽、庭木ブームで取りつくされた感があり、栽培されている木も他の庭木に座を奪われて、少なくなってきた。

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シロチョウ科 キチョウの食草
 今年の春先から、同じ木に今まで発生を続けている。新芽には毎日のように卵がたくさんついているが、幼虫が葉を全て食べ尽くすことはない。幼虫のかなりの数が蜂や鳥に食べられているようだ。
マメ科 ビルマネム
 インド・エジプト原産の常緑の高木。沖縄では街路樹、公園、学校、一般の庭などに観賞用として栽培されている。夏にギンネムより一回り大きい白い花を咲かせる。

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タテハチョウ科 スミナガシの食草
 沖縄島の北部山地(ヤンバル)に初夏に行くと、幼虫が見つかるときがある。幼虫を飼育したくて持ち帰ろうと思っても、追加の幼虫の餌がないので断念する。ヤマビワは冷蔵庫で保管できるが、飼育期間中全てとはいかないので、やっぱり無理がある。
セセリチョウ科 アオバセセリの食草
 スミナガシほどではないが、飼育しているとやたら幼虫期間が長い。幼虫の食べる食草を冷蔵庫で保存しながら与えるのだが、それでも何度かヤンバルに行った。
アワブキ科 ヤマビワ
 山地に生える常緑の樹木。沖縄島の中南部にはない。葉はビワに似ているので意外に遠くからでも、見つけることが出来る。

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タテハチョウ科 タテハモドキの食草
 虫仲間で話題になったのが、ここ十年の昆虫の減少。相対的に個体数が減っている。ちょっと目立ったのが、このイワダレソウの減少によるタテハモドキの異常な個体数の激減だった。おそらく除草剤の多用による、里山的な風景の一つ路傍、畑の周囲がダメになっているのが原因と考えている。
タテハチョウ科 アオタテハモドキの食草
 もともと沖縄島や付近の島々にはいなかった。10数年ほど前から個体数が増えて居着いてしまった。荒れ地によく飛んでいる。幼虫は黒っぽいのですぐ見つかる。
クマツヅラ科 イワダレソウ
 公園、路傍、畑の周辺、海岸の低地に生える多年草。茎は長く地上を這い、節から根を出し、分岐して広がる。
比嘉正一

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7月定例会は26日水曜日午後7時~9時、琉球大学「風樹館」でおこなった。
○事務局より
 1.琉球の昆虫第29号を発行した、定例会参加の方は受け取って下さい。会員の方には近く
   郵送する。引き続き第30号の原稿を募集、8月末締め切り、9月末発行予定。
 2.会員名簿は現在作成中、しばらくお待ち下さい。
話題
 1.中南部のギンヤンマはかつてたくさんいたが、今は少ない。南部のサトウキビ畑の周辺で
   観察した。汚水の流れ込んでいるようなため池で発生しているのかも。
 2.ヤンバルのカラスヤンマは今年遅れた。しかし、群飛は結構見ることが出来た。
 3.糸満大渡海岸でキリギリスを捕った。なんと本土亜種。
 4.南部のマンゴ農家から質問。鳩の羽に素早く潜り込むハエがいる、あれなに。シラミバエの
   回答あり。一同、よく観察しているとの驚きの声あり。早速S氏が図鑑をもってきて、解説し
   ていた。
 5.構内に植えてあるクワノハエノキにフタオチョウが産卵した。しかし、蜂が持って行ったのか
  なくなっていた。残念、幼虫観察を楽しみにしていたのに。沖縄に住んでいる全ての蝉が載っ
  た本を作った。セミの鳴き号入りCDつき。市販1500円。
 その他、いろいろな虫の話がでた。
 虫に興味のある方の参加は自由。
 次の定例会は8月23日水曜日、同場所時刻も同じ。

タテハチョウ科 リュウキュウミスジの食草
 ヤンバルに出かけると見る機会が多い感じがする。特に夏は、幼虫が見つけやすい。
マメ科 イルカンダ
 常緑の木性蔓植物。林縁部や林道沿いにマント群落を形成し、規模が大きいと樹冠を覆い尽くす。花は綺麗なのだが、悪臭に近い。種子は円盤状で固く、細工物に適している。

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シロチョウ科 ナミエシロチョウの食草
 ナミエシロチョウの幼虫を最初に見たのは石垣島の川平だった。海岸の岩にツゲモドキがあって、幼虫を探したらすぐにみつかった。幹に静止している幼虫に続き、あっちこっちに幼虫がいて、成虫の数が多いことを納得した。幼虫探しの最適な時期はツゲモドキの新芽の時期がよい。
トウダイグサ科 ツゲモドキ
 沖縄の各島々の海岸、主に石灰岩地帯によく見られる常緑の中低木。沖縄島の中南部は石灰岩が内陸部にまであるので、岩の上に育っているのが見られる。しかし自然公園と称し、目立つ木だけを残し、跡の雑木は刈り払ってしまったせいか、数が少なくなった感じがする。

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アゲハチョウ科 ミカドアゲハ
 文献には食草として記録されていたが、今年まで観察できなかった。今年は1頭の幼虫を見つけることができたが、3日後には蜂にやられたのか、いなかった。
モクレン科 トウオガタマ
 花の香りを楽しむ香木。東南アジアでは普通に栽培されているようだが、沖縄では珍しい部類に入る。しかし、最近ではガーデンセンターなどで苗が販売されている。一見、タイワンオカダマに似ているが、本種の方の葉が小さく、柔らかい感じがする。花はバナナの香りを強くした感じで、あたりに漂う。

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アゲハチョウ科 ミカドアゲハの食草
 最近食べることがわかった。葉の上に2~3頭もの若令幼虫がついていることもあった。幼虫は葉の上に静止しているので、木の下に立ち見上げるようにすれば、幼虫が陰のように見える。
モクレン科 キンコウボク
 花の香りを楽しむ香木。花びらは金色で、開花寸前が、香りが一番良い。チャンパカとも呼ばれていて、東南アジア、中国、台湾ではこの花の香りは好まれている。沖縄での栽培は最近で、少しずつだが庭にうえられるようになった。

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アゲハチョウ科 アオスジアゲハの食草
 ニッケイにいる幼虫をまだ見たことがない。文献には食草として紹介されている。
クスノキ科 ニッケイ
 常緑の高木。沖縄島では中南部に自生はなく、与那覇岳付近の山地から以北に多い。そのため、殆どの方々がお菓子の原料になっているニッケイを知らない。葉を揉むと、あの懐かしい香りがよみがえり、枝をかじると独特の辛みが舌にさす。最近は各地の園芸市でも苗を販売しているので、見つけて庭に植えてみてはいかがでしょうか。

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アゲハチョウ科 ミカドアゲハ
 2001年、身近な場所にギョクランが数本植えられたので、観察がとても楽になった。この年以来、毎年3月~4月にかけて成虫が飛来し産卵、幼虫が見られる。
モクレン科 ギョクラン
 花の香りがすばらしい香木。沖縄では一般的でなく、栽培は珍しい。植物の趣味家が植えている程度であるが、最近ガーデンセンターなどで販売するようになった。

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シロチョウ科 モンシロチョウの食草
 那覇市首里周辺を散策すると、道路脇に生えているミチバタガラシで幼虫を見つけたことがなんどかあった。夏のモンシロチョウの大事な食草と考える。
シロチョウ科 タイワンモンシロチョウの食草
 沖縄で一番台湾に近い島、与那国島で見つけたことがある。最初はモンシロチョウのつもりで飼育したが羽化したらタイワンモンシロチョウになっていた。
アブラナ科 ミチバタガラシ
 沖縄各島々の低地に分布する草本。路傍や畑の周囲、古い集落の民家の周辺に生える。葉をかじるとカラシナに似た辛みが少しある。

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シジミチョウ科 ホリイコシジミ
 ずいぶん前に一度だけ飼育したことがある。卵は蕾に産み付けられていて、幼虫があまりにも小さいので、本当にチョウになってくれるのか半信半疑だった。
クマツヅラ科 ランタナ
 南米原産の観賞用園芸植物だが、沖縄では半野生化している。畑、民家の周り、路傍、海岸の近くにと生えていてチョウたちの蜜源になっている。

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シロチョウ科 モンシロチョウ
 春のキャベツやカラシナの時期が終わると、モンシロチョウの幼虫の食べる食草は急激に減る。初夏~夏にかけてはマメグンバイナズナやミチバタガラシなどを食べる。これも終わると、モンシロチョウにとって試練になる。アブラナ科植物がなく他の植物に頼らくてはいけないからだ。真夏から秋にかけてのモンシロチョウの生活史よくわかってない。だれか調べてみませんか。
アブラナ科 マメグンバイナズナ
 北米原産の帰化植物。沖縄では荒れ地、路傍、公園、畑の周辺に生える。都市部でも空き地があれば生えるる。

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                 琉球の昆虫 No.29
目 次
伊平屋島の小動物(2001~2005年の目撃記録) ・・・・・・・・・・・・・   佐藤 文保
渡嘉敷島の小動物(2001年~2005年までの目撃記録) ・・・・・・・・・・ 佐藤 文保
モクセンナでウラナミシロチョウが発生・・・・・・・・・・・・・・           新田 敦子
2005年秋,渡嘉敷島でウスアオオナガウラナミシジミを確認 ・・・・・・・新田 敦子
比地川流域のリュウキュウミスジ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新田 敦子
沖縄県宮古列島で採集した蝶類 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 西村 正賢
沖縄県津堅島・久高島で採集した蝶類 ・・・・・・・・・・・・・・・ 西村 正賢
冬の糸満市で見られたテントウムシ類5種 ・・・・・・・・・・ 楠井善久・楠井陽子
アオムネスジタマムシを2月に採集 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 楠井 善久
パイナップルトラップを利用したシロスジオサゾウムシの分布調査 ・・・・楠井 善久
慶良間諸島座間味島における5月の蝶 ・・・・・・・・・・・・ 楠井善久・楠井陽子
山原地方(沖縄本島)のバナナを加害するゾウムシ3種 ・・・・・・・・・ 楠井 善久
石垣市内のテングチョウの観察 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 楠井 善久
瀬長島においてイワサキクサゼミを採集 ・・・・・・・・・・・・・・・ 楠井 善久
ピンクシャワーからシロチョウ類3種が羽化 ・・・・・・・・・・・・・ 比嘉 正一
沖縄島の沖縄トゲオトンボ(Rhipidolestes okinawanus)の分布について・焼田 理一郎
南大東島におけるウミアカトンボ幼虫、およびコフキオオメトンボ幼虫(羽化殻)の記録

                                                                                          岡崎 幹人

南大東島のトンボに関する備忘録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 岡崎 幹人

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各位殿
7月定例会・琉球の昆虫30号の原稿募集
7月例会
 7月26日(水) 19~21時 琉球大学「風樹館」
 ※琉球の昆虫29号を発行致しました。例会の際に渡したいと思います。
  参加出来ない方々には郵送致します。会費も忘れずにお願いします。
琉球の昆虫30号の原稿募集
8月末の締め切りで原稿を募集します。発行は9月末の予定です。

アゲハチョウ科 アオスジアゲハ
 記録がある。ヤブニッケイは何処にでも普通に生えているので利用頻度は高いと思うが、幼虫を見つけたことがない。
クスノキ科 ヤブニッケイ
 高さ5~10mにも達する常緑の中高木。沖縄の山野にはおなじみの樹木で、ニッキの材料のニッケイに似ている。ニッケイは中南部に自生はないが、間違ってヤブニッケイの根を掘ったことがあり、樹皮もはいでかじったこともある。

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セセリチョウ科 クロボシセセリの食草
 街路樹や民家の庭で栽培されているときに、時々幼虫が見つかる。好きな食草ではないようで、時々しか見つからない。
ヤシ科 トックリヤシモドキ
 トックリヤシそっくりの観賞用のヤシ。トックリヤシに比べて、スマートに成長し、樹形もよい。

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セセリチョウ科 クロボシセセリの食草
 幼虫が普通に見つかる食草の一つ。高木になる他のヤシ科植物に比べて高くならないので、観察がしやすい。
ヤシ科 トックリヤシ
 幹が徳利状になる観賞用ののヤシ。種子から育てて15年~20年らいが一番鑑賞価値があり、花が咲き始めると樹形が崩れてくる。沖縄では60年生でも高さ3mにも満たないので、高くならないのであろう。

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img src="/usr/okinawakontyou/Tokuri1.gif" alt="" />果実

img src="/usr/okinawakontyou/Tokuri2.gif" alt="" />花

シジミチョウ科 ウラナミシジミ
 海岸で飛びまわるウラナミシジミを追いかけていたら、イソフジの蕾に産卵した。記録は少ないが、確かに幼虫が食べる食草の一つだ。
マメ科 イソフジ
 沖縄の各島々の海岸に自生する常緑の低木。葉は細かいビロード状の毛に覆われていて、潮のかぶる厳しい海岸の条件に対応する仕組みを備えている。園芸植物として注目されてなかったが、最近、海岸にある公園や街路の植物として植えられている。自然の海岸の急速な破壊で、自生がかなり減ったので、なくなるのではと心配されたが、緑化用として復活しきつつある。

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マダラチョウ科 カバマダラの食草
 カロツロピスの葉についている幼虫を最初に見たときは、目を疑った。今まで、トウワタのイメージしかないので、別種ではないかと思ったぐらいだ。葉は食べ応えのある大きさなので、この植物を多量に栽培すれば、丸坊主になるトウワタでのカバマダラ観察も楽になるかもしれない。
ガガイモ科 カロツロピス
 インド原産の観賞用の植物。葉が多肉的で大きい。花は王冠のような形をしていて面白い。沖縄での栽培は新しく、普通に見られるわけではないが、徐々に広がっている。

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タテハチョウ科 タテハモドキの食草
 主の食草となっているイワダレソウが環境の変化なのか、だいぶ減ってきた。30年ほど前から記録をとり続けているが、ここ10年の間の個体数の減少は目覆おうばかりで、回復の兆しはない。虫仲間に聞いても、やっぱり減っているとの印象だ。
キツネノマゴ科 ヤナギバルイラソウ
 文献に記録がある。もともと園芸植物で花壇に植えたり、鉢植えにして楽しむのだが性質が強健で、半野生化している。路傍、荒れ地などでも生えている。注意深くみているつもりだが、幼虫は見つけたことがない。

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ジャノメチョウ科 シロオビヒカゲ
 文献に食草として記録されている。ホテイチクではなく、ホウライチクから幼虫を採取し飼育いたことがある。ホウライチクが家の周囲にたくさんあったので、飼育は難しくなかった。
イネ科 ホテイチク
 中国原産の有用の竹。釣り竿用に栽培し、野菜の棚用の竹にも使う。釣り竿には、根本が節節でこぶ状になったのが重宝される。曲がった節はローソクでゆがみを調整し、まっすぐにする。一部の地域ではタケノコを食べる習慣があり、癖がなく美味しいと言われている。実最食べてみたが、本当に美味しかった。
比嘉正一

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群生するホテイチク

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七夕の竿としてもよく使う

アゲハチョウ科 モンキアゲハ
 通常の食草はハセンダンなのだが、時たま幼虫が見つかるときがある。中南部に時々飛んでいるのを見かける。
アゲハチョウ科 ナガサキアゲハ
 本種の一番好きな食草だと思う。採卵、飼育も簡単である。ただ、幼虫はよく食べるのですぐ近くにシィクワシャーを植えておくと良い。
アゲハチョウ科 シロオビアゲハ
 本種も一番好きな食草だとみえて、シィクワシャーの新芽にはたいたい卵か若齢幼虫がついていることが多い。飼育はとっても簡単だが、蛹がその年に羽化せず翌年に羽化することがある。
アゲハチョウ科 クロアゲハ
 かつて沖縄島の中南部でも飛んでいたが、最近いなくなった。原因は不明。北部のミカン畑にいくと幼虫を見つけることが出来る。ただし数は多くないのでコツが必要。飼育は他のアゲハに比べて難しくはない。
ミカン科 ヒラミレモン(シィクワシャー)
 沖縄の各島々に野生するミカン。常緑の中高木で春に白い花が咲き夏には青い果実を無数に付ける。
この果実を搾って酸っぱいシィクワシャージュースを作る。9月を過ぎると果樹に少し甘味がでてきて、10月には生果を収穫して生食用にする。野生種なので、いろいろなところに育っている。道端、民家、公園、林の裾など。
比嘉正一

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シジミチョウ科 シロウラナミシジミ
 花序を幼虫は食べると記録されている。
セセリチョウ科 クロセセリ
 記録があるが、幼虫を見つけたことがない。ウコンとそっくりなので、間違うこともあるかもしれない。
ショウガ科 ハルウコン(キョウオウ)
 インド原産の薬草・染色の材料。沖縄ではウコンを主に栽培しているが、薬草ブームなのだろう時々庭や畑で栽培されているを見かける。花は初夏に咲き、白色に淡い紅色でなかなか綺麗。

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セセリチョウ科 クロボシセセリ
 街路樹として植えてある葉から幼虫が見つかった。民家、公園、学校庭園などいろいろな所に植えてあったので、進入してから分布を広げる調査をしているときに、役に立った。飼育もしやすい。ただ、乾燥が早いので、葉はまめに取り替える。
ヤシ科 ビロウ
 沖縄の各島々に自生するヤシ科植物。観賞用に栽培されている。葉はこどもの頃、夏を乗り切る必需品、扇を毎年庭に生えていたビロウで作っていた。
比嘉正一

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シロチョウ科 キチョウ
 離島の自然の残る海岸を歩いていると、キチョウが地面すれすれに飛んでいることが多い。付近を探すとヒメクマヤナギが生えていて卵、幼虫を見つけることがよくあった。
クロウメモドキ科 ヒメクマヤナギ
 各島々の海岸の岩場、特に琉球石灰岩によく見られる。内陸部でも琉球石灰岩があったら、たいてい生えていることが多い。盆栽の好きな人や園芸好きな方々は、岩に育つ姿を楽しむこともある。

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セセリチョウ科 ユウレイセセリの食草
 日陰に育つ場所で見つかる。特に秋に多い。
セセリチョウ科 チャバネセセリの食草
 日当たりの良いところから、半日陰に育つ場所まで幼虫が見つかる。
ジャノメチョウ科 ウスイロコノマの食草
 記録にはあるが見つけたことはない。
イネ科 パラグラス
 戦後帰化した家畜飼料用の植物。性質は強健で群落を作り、他の植物の進入を妨げる。

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シジミチョウ科 ウスアオオナガウラナミシジミ
 迷蝶。タイワンクズの咲き始める9月中旬頃から、10月中旬までがねらいどき。ただ、毎年飛来し発生するのでなく、たまにしかチャンスがないので、花を見つけたら必ず観察をする。
シジミチョウ科 オジロシジミ
 やはり、花の時期に幼虫を探す。小さい割に綺麗な蝶なので、一度は飼育してみると良い。
シジミチョウ科  ウラナミシジミ
 花の時期にはたいてい数が多くなる。適当に花序を採取しビニル袋に入れておくと、羽化していることが多い。
シジミチョウ科 ルリウラナミシジミ
 沖縄島では迷蝶。毎年飛来するのでなく、時々。花に泡に包まれた独特の卵塊を生み付けるので、探す目安になる。雄はほんとうに美しい。南米にいるモルフォのようで、翅表は紺碧色に輝く。大発生するときもあり、何百匹もの群舞は圧巻、夢の世界になる。
シジミチョウ科 ウラギンシシミ
 見つけたことがない。一度は飼育してみたい。
タテハチョウ科 リュウキュウミスジ
 最も幼虫が見つかる食草のひとつ。葉をカーテンのようにヒラヒラとさせるので、見つけやすい。ただ、幼虫は鳥の糞に似てるので、注意が必要。
マメ科 タイワンクズ
 常緑の蔓性植物。性質は強健で、森の樹冠を覆い尽くすほど繁茂する。

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このように樹冠を覆い尽くすように繁茂する

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マダラチョウ科 アサギマダラの食草
 アサギマダラの幼虫はたいへん探しにくい。ソメモノカズラの記録はあるが、私はまだ見つけたことがない。幼虫を見つける時期は、沖縄に飛来する10月から飛び立つ4月前の3月頃がよいと考える。特に1月を過ぎてからの沖縄の冬は、絶好の幼虫探索の時期。この頃、晴れたら羽化したと思う新鮮な成虫が花に訪れる姿をよく見かける。
ガガイモ科 ソメモノカズラ
 沖縄の各島々の低地から山地にかけて普通に見られる常緑の蔓植物。慣れないと見つけにくいが、ソメモノカズラの特徴を覚えたら、至るところに生えているのがよく分かる。特に、石灰岩地帯の樹林やその周辺に多い。

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シジミチョウ科 ムラサキシジミの食草
 沖縄では最も利用されている食草。幼虫を見つけるコツは新芽・新葉の時期をねらうこと。アマミアラカシは早春が一番多く新芽がで、その後不定期にでる。地際から延びたひこばえは、新芽が出やすく、幼虫も見つけやすい。台風の後にも新芽がよく出るので、観察する木を決めておくのもよい。
ブナ科 アマミアラカシ
 常緑の広葉樹。夏遅くから秋にかけてドングリが拾える。秋の台風後が一番多く落ちているので、ねらい目。ドングリの出来は、隔年のようで、少ない年もある。沖縄島は北部の本部半島が一番多く、国頭では沢沿いに多い。中部では知花城跡に多く、浦添城跡に1本、玉城村冨里にまとまった林があったが、運動場ができてなくなった。
比嘉正一

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新芽・新葉には幼虫が2匹いました

シジミチョウ科 ハマヤマトシジミの食草
 イヌビユと同じくらいに幼虫の食草として利用されていると思われる。ただ、ハマヤマトシジミが沖縄県から島や産地から消えつつある。何が原因なのかは一言では言えないが、取り巻く環境がハマヤマトシジミにとってよくないのであろう。ハマヤマトジミの好きな、街だけど路傍に雑草が生えている場所や空き地がなくなった。
ヒユ科 ハリビユ
 熱帯アジア原産の帰化植物。草全体に鋭い棘がついていて、素手で引く抜こうとすると、刺さっていたいほどだ。そのため、畑にはびこるとかなりやっかい。そのほか路傍、荒れ地などに生えている。

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セセリチョウ科 クロボシセセリの食草
 記録は少ない。
ヤシ科 シュロ
 中国原産の観賞用、繊維採取用植物。ちょっと前まではかなりの家の庭に植えられていたが、最近すくなくなった。都市化の進んだ住宅街でなく、古い集落を目安に探すと見つかる。
比嘉正一

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タテハチョウ科 ヒメアカタテハの食草
 文献には食草としてよく登場するが、まだ見たことはない。この前もゴボウを栽培している畑で幼虫を探したが見つからなかった。最近、ヒメアカタテハの幼虫を見つけてないので、そろそろ飼育してみたいと思う。
キク科 ゴボウ
 ヨーロッパ、中央アジアなどの原産。日本では食用として普通に栽培されているが、原産地では食べているのだろうか。沖縄では畑が堅いために、地中深く根が伸びていくゴボウには不向きと思っていたが、歩き回ると意外にあっちこっちで栽培していた。
比嘉正一

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タテハチョウ科 イシガケチョウ
 記録は少ない。葉が大きくて幼虫は食べ応えがあると思うので、飼育にはいいかもしれない。
クワ科 オオバイヌビワ
 常緑の中低木。沖縄の各島々にの海岸や低山地に生えていて、家畜の餌や緑肥に使われる。大きな丸い葉は遠くからでも目立ち、観葉植物にも出来そうなくらい強健な植物。ガジュマルの仲間は岩の割れ目や樹木のくぼみなどに生えるが、本種もこの傾向があり日当たり良好な道路沿い、林道沿い、林の脇などによく生える。

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アスファルトとコンクリートの隙間に生えていた

セセリチョウ科 オオシロモンセセリの食草
 庭や畑で栽培れているウコンに、たまに幼虫がつくことがある。記録は少ない。これからが観察のチャンスの時期を迎える。
シジミチョウ科 シロウラナミシジミ
 八重山で発生する迷蝶。幼虫はウコンの花序を食べる。
ショウガ科 ウコン
 インド原産の染料、薬用に栽培されている。沖縄では主に飲み物としての利用が多く、健康茶として親しまれている。性質は強健で、雑草にもまけずよく育つ。一度庭に植えておけば、毎年のように収穫できる。

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アゲハチョウ科 アオスジアゲハの食草
 文献に記録されているが、ハマビワで幼虫は見つけ事がない。タブノキのように普通に幼虫がついているのかが、沖縄ではよく分かってない。
クスノキ科 ハマビワ
 海岸から低山地に生える常緑の中高木。時々屋敷や畑の防風林に使われる。他のクスノキ科に比べて葉が厚ぼったく、名前の由来のように、どっちかというとビワの葉に似ている。
比嘉正一

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セセリチョウ科 クロセセリの食草
 幼虫がよく見つかる食草の一つ。ちょうど今頃が良い時期で、真夏より飼育も楽。
セセリチョウ科 オオシロモンセセリの食草
 好む食草ではない思うが、記録がある。 
シジミチョウ科 シロウラナミシジミ
 花を食べる。
ショウガ科 ハナシュクシャ
 インド、マレイ原産の観賞用の多年性草本。沖縄では水辺に近い所に植えられていることが多く、時に川岸に群生することがある。栽培植物なのだが、野生化しているものも見受けられる。花は白色で、夏に咲き、とても甘い香りを漂わせる。別名、ホワイトジンジャー。

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沖縄昆虫同好会 6月定例会のお知らせ
日時 6月21日水曜日 午後7時~9時
場所 琉球大学農学部「風樹館」
 虫に興味のある方、顔をだして下さい。会に入会してなくても、面白い話が?聞けます。

タテハチョウ科 ヤエヤマムラサキの食草
 最近、幼虫が食べることが記録された。
タテハチョウ科 リュウキュウムラサキの食草
 記録は少ないが食べるらしい。
タテハチョウ科 アカタテハの食草
 最も好む食草。幼虫は巣を作るので、見つけるのはとも簡単。蛹も巣の中が多く、飼育もとても楽なので、初心者にお勧め。最も良い時期は1~5月、中でも3~4月はベストシーズン。
カラムシ イラクサ科
 カラムシの仲間は飼料や繊維植物の利用を含めて、東洋熱帯に広く分布しているため様々な種類が知られている。基本種はナンバンカラムシで沖縄の各島々に普通に野生しているのがカラムシ。変わった葉を持つのにアオカラムシの名前があり、以前名前をよく使っていたノカラムシも各島々に点在して生えていて、これらは同じ種類なので、記録するときはカラムシとした方がよい。さらに葉が大きいのが繊維を採るために栽培されているラミーがあるが、一見して大きいのですぐに区別できる。しかし、これもカラムシから繊維を採るために品種選抜されたもの。
比嘉正一

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シロチョウ科 モンシロチョウ
 最近記録が増えてきた。モンシロチョウが1950-1960年代に沖縄に侵入してから、夏を過ごすための食草がいまだによく分からない。毎年のように成虫の供給がある、夏にわずかな個体が生き残り、世代交代で数を増やすなどが考えられている。つい最近、クレソンとノウゼンハレンが急速に注目を集めている。夏の期間、幼虫がよく見つかることがわかってきたからだ。成虫の数が減る7月~10月の期間、幼虫を探し見てはいかがだろう。
ノウゼンハレン科 ノウゼンハレン
 ペルー原産の観賞用植物。庭園、花壇、校庭、公園を彩る定番の草花になった。ナスタチューム、キンレンカの別名があり、ハーブ類としても扱われる。何でも花を食べるという。
 一昨年からノウゼンハレンの葉を食べている幼虫かいる何なの、という問い合わせが多く入ってきている。
今年はさらに、ラジオなどでも流れていたような気がする。

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タテハチョウ科 ヒメアカタテハの食草
 ヒメアカタテハの成虫の記録が多い割に、幼虫の記録は少ない。道端、畑の周りに生えているヨモギを注意深く見ていると、巣が見つかることがある。しかし、なかなか出会ったことはない。
キク科 ニシヨモギ
 沖縄に普通にあり、食べているのはこのニシヨモギ。本土で野生し食べられているヨモギとは種類が違う。いわゆるフーチバーはニシヨモギのことをさす。スーパー、市場などで野菜として売られているのは畑で栽培しているだけで、野生種とかわりはない。ただ、野生に生えているものと比較すると、畑での栽培が柔らかいことと独特の香りと苦みが弱い。
比嘉正一

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シロチョウ科 ウスキシロチョウの食草
 ウスキシロチョウの一番の食草だと考える。新芽が吹き出したと同時に産卵が始まり、ナンバンサイカチは葉が展開しない前に丸坊主になることか多い。庭に植えておくと、観察・飼育もしやすいのでおすすめの植物だ。
シロチョウ科 ウラナミシロチョウの食草
 ウスキシロチョウの幼虫だと採取して羽化させたらウラナミシロチョウだった、とういうことがある。幼虫はよく似ていて区別は難しい。
シロチョウ科 キチョウの食草
 ウスキシロチョウを飼育していると、時々混ざっているときがある。
タテハチョウ科 リュウキュウミスジの食草
 時々利用されているようだ。
マメ科 ナンバンサイカチ
 インド原産の薬用・観賞用の高木。ゴールデンシャワーとも呼ばれていて、夏に樹木か隠れるほどに垂れ下がって咲く黄色い花はたいへんきれい。きれいな花が咲くということで、ある会社の設立記念日や植木市で多量に苗が供給された。そのため、沖縄中の庭・公園・学校・公共施設などに広く植えられた。ナンバンサイカチが沢山植えられたので、ウスキシロチョウの沖縄での定着を助けた。
比嘉正一

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校庭に植えられた苗

マダラチョウ科 カバマダラ
 毎年、南からやてくる蝶の一つと考えられている。年によっては冬を越して2,3月頃にも成虫が観察されることがある。
ガガイモ科 トウワタ
 南米原産の多年草。草花として観賞用に栽培される。性質は強健で、半分野生化しているのが路傍や荒れ地に生えている。
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セセリチョウ科 ユウレイセセリ
 チガヤからは幼虫がよく見つかる。半日陰の弱々しい草がよく、夏遅くから秋にかけて個体数が増える。鉢植えにすれば、飼育観察もしやすい。
セセリチョウ科 イチモンジセセリ
 まだ見つけたことはないが記録にある。
セセリチョウ科 トガリチャバネセセリ
 まだ見つけたことはないが記録にある。
セセリチョウ科 チャバネセセリ
 紹介した9種の蝶で、一番多く幼虫が見つかる。直射日光ががんがん照りつける、道路沿いに生えるチガヤにも幼虫がついていることがある。
セセリチョウ科 ネッタイアカセセリ
 まだ見つけたことはないが記録にある。
ジャノメチョウ科 ウスイロコノマ
 観察例は少ないが記録されている。
ジャノメチョウ科  リュウキュウヒメジャノメ
 幼虫が見つけやすい植物の一つ。林道沿いで日陰に生えるチガヤの地際には、終齢幼虫が下向きに静止していることが多い。なれたら何匹も見つかる。
ジャノメチョウ科 マサキウラナミジャノメ、
 リュウキュウヒメジャノメの幼虫を探していたら、偶然見つかった。
ジャノメチョウ科 ヤエヤマウラナミジャノメ
 この蝶の幼虫は見つけにくく、数も少なかった。リュウキュウヒメジャノメの幼虫を探す要領で、根気よく探す以外にない。1日中探しても見つからないこともあった。
イネ科 チガヤ
 沖縄の低地から山地に野生し、各島々に普通に生えている。かつてチガヤは人々の生活になくてはならないものだった。マカヤと呼んでいて、茅葺きの屋根に使う。山羊や牛・馬・山羊の餌に使う。刈り取って畑にすき込んだり、縄を作ったりしていた。聞いた話では畑の輪作が行われていて、豆を栽培する、その後に野菜を栽培、サトウキビやその他、そしてチガヤの刈り場にしていたらしい。また、集落には共同の茅狩り場があったとのこと。今はというとまともな茅狩り場はなく、良質の茅はなくなってしまった。
 チガヤを1鉢栽培しておけば、9種の蝶の餌が確保できる。これは庭のない団地に住んでいてベランダしかない方でも、楽に観察ができる。
比嘉正一

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ジャノメチョウ科 ウスイロコノマの食草
 観察例は少ない。少ない理由は、観察に積極的でないことと、ツノアイアシが明るい場所に好んで生える雑草なので、半日陰を好むウスイロコノマが産卵しないのかもしれない。
イネ科 ツノアイアシ
 インド原産の帰化植物。家畜の飼料としても使われていたが、今はただの雑草。畑にはびこると除草がたいへん。葉には手に刺さるほどの毛がびっしり生えているので、素手でわしづかみにすると痛い目に合う。
比嘉正一

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セセリチョウ科 チャバネセセリの食草
 観察例は少ない。ダンチクは大きな葉なので、たくさんの幼虫がついているだろうと考えるが、そうではない。草丈が高く、葉も多いので、かえって探しにくい。
イネ科 ダンチク
 各島々の低地に生えていたが、最近群落もすくなくなった。理由はいろいろあると思うが、かつて利用していた飼料とか、竹を蔓野菜の支柱にとかの利用がなくなった。新葉が展開しない前のストロー状の葉は、抜き取って、細長い笛にして遊べる。

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アゲハチョウ科 アオスジアゲハの食草
 アオスジアゲハの幼虫の食べる植物の一番がタブノキ。卵、幼虫を見つけるコツは、大きな木は探さないこと。探すとなるとたいへんなので、小さな木や大きな木の脇に出た、ひこばえを探す。1年を通して、新芽・新葉があれば、たいへん見つけやすい。身近に何本かめぼしいのを見つけておけば、年間を通して、観察が可能になる。この前は、高さ1mほどの幼木に十数匹の幼虫がついていた。既にだいぶ葉が食べられていたので、この幼虫たちはどうなるのだろう。
クスノキ科 タブノキ
 沖縄の山野に普通に生えている常緑の高木。ちょっとした林にはたいてい生えていて、数も多い。
大きな木は樹肌を傷つけると、樹液が発酵し、ここにたくさんの虫たちが訪れる。もちろん、クワガタもくる。

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シジミチョウ科 タイワンツバメシジミの食草
 タイワンツバメシジミの食草はシバハギが中心だが、タチシバハギも食べた記録がある。もし、タチシバハギを好んでいたら、タイワンツバメシジミは沖縄島から姿を消すことはなかったと思う。ここ10年余り、記録がない。絶滅が心配されている。
シジミチョウ科 シルビアシジミの食草
 芝生に生えるので食草になったのであろう。蕾に産卵を見かけたことがある。
タテハチョウ科 リュウキュウミスシの食草
 記録は少ない。
マメ科 タチシバハギ
 戦後帰化した南米原産の多年草。莢には衣服に付着する毛がびっしり生えていて、急速に広がった。路傍、芝地、荒れ地、空き地、林道脇などあらゆる場所に進出している。性質は強く、芝地に進入すると、ハイキビと同様、駆除がたいへんになる。
比嘉正一

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セセリチョウ科 ユウレイセセリの食草
 タチスズメノヒエが路傍、荒れ地など、何処にでも生えているので、幼虫は見つけやすい。特に夏遅くから秋にかけて、日陰に育つのを好む。終齢幼虫は葉脈をかみ切って、少し垂れ下がるようにして巣を作るので、チャバネセセリと区別できる。
セセリチョウ科 チャバネセセリの食草
 ユウレイセセリの幼虫に比べて、炎天下に育つタチスズメノヒエの葉にも幼虫はついていることが多い。やはり、夏から秋にかけて、幼虫が見つけやすい。
イネ科 タチスズメノヒエ
 南米原産で戦後帰化植物した植物。山羊や牛のえさにも使われる。蝶の幼虫を飼育するときに、食べる植物が何処に生えているかの情報は大事である。しかし、タチスズメノヒエのように何処にでも生えていると、食草を探す手間がないので気持ちが楽になる。
比嘉正一

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シジミチョウ科 ソテツシジミの食草
 迷蝶として発生したことがある。恩師のN先生に聞いてみたら、竹富島での観察で、島中のソテツの新芽が食べられていて、ものすごい個体数だった、と教えてくれた。
シジミチョウ科 クロマダラソテツシジミの食草
 つい最近、発生した迷蝶。与那国島での事が専門の雑誌でカラーで紹介されている。
ソテツ科 ソテツ
 ソテツにまつわるエピソードは多い。まずは食から。知っている方は多いと思うが、太った幹にデンプンが多量に含まれている。幹の皮を削り、中味をすりつぶして、水にさらしデンプンをとる。しかし、ここが問題、水のさらし方が不十分だと、大変なことになる。ソテツは猛毒なので、死ぬこともあるというのだ。素人はさわらない方がいい。デンプンを食べたことがあるが、美味しかった。沖縄の島々の畑の周りにソテツを植える理由は飢饉対策らしい。次に、観賞用として人気がある。庭木、盆栽、街路樹などに使われている。特に葉に斑りのものや、「まやーぐわー」と呼ばれる、いわゆる石化ものは高価で取引されているらしい。葉は虫かごを作ることができる。何度か作ったが、息子はすぐに飽きてしまった。
比嘉正一

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シジミチョウ科 アマミウラナミシジミの食草
 セイロンマンリョウからの記録は少ない。アマミウラナミシジミの食草として紹介されている植物は、その殆どが自生で、導入種ではない。導入種のこの植物から、もう少し記録を得たいと思っている。
ヤブコウジ科 セイロンマンリョウ
 台湾、フィリピン、マレーシア原産の観賞用植物。沖縄には垣根、街路樹用として導入された。種子も良くでき、繁殖も簡単ではあるが、広く普及しているには見えない。公園、学校、庭園などで見ることが出来る。一見、モクタチバナに似ているが、より日当たりが好きで、樹形がよく、果実も大きい。

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タテハチョウ科 イシガケチョウの食草
 新芽・新葉の多い初夏に幼虫を多く見つけることができる。シダレガジュマルは観賞用として、鉢植えで栽培されていることが多いので、観察がとても楽。部屋に置いて飼育も出来るので、とても便利。卵から育てたい方の見方です。
 マダラチョウ科 ツマムラサキマダラ
 幼稚園、保育園などでもシダレガジュマルはよく栽培されているので、背の低い子供たちはあの綺麗な蛹をよく見つけるらしい。大人は背をかがめて目をこらすのだが、子供の目の良さにはかなわないようだ。ツマムラサキマダラの幼虫は、ちょっと気難しいので、鉢植えの飼育が楽。
クワ科 シダレガジュマル
 ベンジャミナの名前が普通に使われていて、シダレガジュマルの名前は殆ど知らない。園芸店や植木屋さんでもベンジャミナで通っている。観葉植物だけでなく、街路樹、公園樹などでも最近はよく使われている。風あたりの弱い谷間などでは、高さ十数メートルに成長した見事な木も時々ある。

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タテハチョウ科 リュウキュウムラサキの食草
 雌を採集し強制採卵をする際に使われたのがサツマイモの葉だった。とにかくよく生み、100個余の卵を普通に得ることができた。ただ、野外で幼虫が見つかったのはわずかで記録は少ない。毎年のようにたくさんの成虫が採集されるのは、明らかに世代交代を行っているので、サツマイモ畑を注意深く見るようにしている。採卵、飼育を試みる方にアドバイス。幼虫が小さいときはいい、だか幼虫が少し大きくなると、すさまじく食べるので、近くに芋畑の用意が必要。 
ヒルガオ科 サツマイモ
 アメリカイモ、カライモとも言う。子供の頃は畑で多量に作っていて、芋や蔓を豚と人の食料として利用していた。今では芋は美味しいと思うが、当時はきらいな食べ物だった。毎日続くのはちょっと苦痛、しばらくしてから日曜日が芋と豆腐の日になった。豆腐も家で売るために作っていたので、いやな食べ物だったが、今は大好き。芋は昔のより今が美味しい、しかし豆腐は昔が断然うまかった。

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シロチョウ科 モンシロチョウの食草
 沖縄の各島々でモンシロチョウが夏越しをするために、どの食草を食べているのか、記録はほとんどなかった。しかし、数年前からギョボクを食べることが分かってきたし、クレソンも夏場の大事な食草だと言うことが、少しずつ記録されるようになってきた。
シロチョウ科 タイワンモンシロチョウの食草
 記録は少ない。
シロチョウ科 タイワンシロチョウの食草
 八重山での発生の記録が割とある。
シロチョウ科 ツマベニチョウの食草
 日本て最も大型のチョウなので、食す量も多い。飼育用に育てているギョボクはあっという間に丸坊主になってしまう。数鉢あるが、複数の♀がやってきて産卵を繰り返すので、卵、若齢~中令、終齢が同居することが多い。
フウチョウソウ科 ギョボク
 沖縄の各島々に分布し、条件のよい谷間では高さ10mほどに成長する。気温が低下すると落葉する。沖縄島では南部の石灰岩地帯に多く、畑の周囲や海岸林の中によく見られる。最近、こうした場所が開発されて、ギョボクは減ってきている。

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シロチョウ科 モンシロチョウの食草
 10月頃のモンシロチョウは数も少ないが、気温が低下するに従って数は増加する。気温の低い時期はアブラナ科野菜の栽培する適期で、カラシナも入る。数が最も増えるのは3月から4月にかけてで、キャベツの最盛期に入る。収穫期を過ぎたカラシナ、キャベツを放置すると、その畑の周辺は花吹雪のようにモンシロツョウが群舞する。
シロチョウ科 タイワンモンシロチョウの食草
 与那国島で幼虫を採取、飼育し羽化させた。そのときはカラシナではなかったが、他のアブラナ科植物にも幼虫がついていたのであろう。
アブラナ科 カラシナ
 沖縄は庭があれば必ず栽培する代表的な野菜。ベランダでプランターに植えたり、町の中でも発砲スチロールの箱でも栽培する。そのためか、モンシロチョウはほんとうに何処にでもいる蝶ということだ。

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沖縄昆虫同好会の5月定例会が、琉球大学「風樹館」で午後7時から行われた。参加は会員12名ほど。
○事務局より
1.会員の住所録作成の有無を各会員に葉書で問い合わせたところ、返事が来た。
  近く作成に取りかかる。
2.琉球の昆虫29号の原稿を締め切り、編集に取りかかる。発行は6月下旬の予定。引き続き30号 の原稿を募集する。締め切りは7月、発行は8月下旬の予定。
話題
 会員同士の会話があまりにもマニアック過ぎてついて行けないとの、虫初心者マークの方の意見があった。これをふまえて。
1.開かれた会にするために、定例会をもっと参加自由にする。例えば新聞での告知。
2.例会の話題は毎回一つのテーマを決める。
3.虫の話題を出すときは、前置きをして知識のない方にも理解出来るようにする。
 などがあった。
そのほか、ゴマダラカミキリ、タテハモドキの減少、タイワンツバメは絶滅したのか、食べられない虫とか、とにかく面白いネタの多い例会でした。

セセリチョウ科 チャバネセセリの食草
 夏から秋にかけて、路傍に生えているセイバンモロコシの葉を丹念に見ていくと、巣が見つかる。一度でコツを覚えるので、あきらめずに探すといい結果につながる。
ジャノメチョウ科 ウスイロコノマ
 私はまた゜見つけたことはない文献にあった。
イネ科 セイバンモロコシ
 地中海沿岸原産の帰化植物。飼料用として導入されたのが野生化したのであろう。大型の草本で高さ2mほどに成長する。路傍、道路の緑地帯、畑、荒れ地によく生えている。ちょうど今頃から夏にかけてよく成長し、群生する。

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セセリチョウ科 ユウレイセセリの食草
 林道の下や林床、日陰に生えている生育の悪い小さなススキに幼虫はついていることが多い。
セセリチョウ科 イチモンジセセリの食草
 日当たりの良い路傍や荒れ地に生えているススキに幼虫は見つかった。
セセリチョウ科 ヒメイチモンジセセリの食草
 ススキで幼虫は見たことはない。文献で記録がある。
セセリチョウ科 トガリチャバネセセリの食草
 石垣、西表で幼虫を見つけようと散々探したが見つからなかった。これも文献に記録があつた。
セセリチョウ科 チャバネセセリの食草
 ススキで幼虫がよく見つかる。特に秋は道端に生えているススキについていることが多い。
セセリチョウ科 ネッタイアカセセリの食草
 日当たりの良い道端のススキで幼虫を見つけたことがある。
ジャノメチョウ科 ウスイロコノマの食草
 半日陰の成長の悪いススキで幼虫は見つかることが多い。
ジャノメチョウ科 クロコノマの食草
 林道の脇、林床に生えているススキで幼虫を見つけたことがある。迷蝶として扱われ、成虫や幼虫の記録も少ない。幼虫を見つけるのはたいへん難しい。
ジャノメチョウ科 リュウキュウヒメジャノメの食草
 日当たりの悪い場所に育つ小さなススキに幼虫はいることが多い。終齢幼虫はススキの地際に下向きで静止していることが多い。
ジャノメチョウ科 マサキウラナミジャノメの食草
 石垣・西表島で幼虫探しで偶然見つけたことがある。ただ、見つけるのはたいへんで時間と根気がいる。
イネ科 ススキ
 荒れ地に何処にでも生えている。また、誰でも知っているので、見つけるのはやさしい。以上にあげた蝶10種の食草なので、鉢植えで栽培していると飼育は大変楽。また、観察もしやすく、毎日のえさの取り替えもない。これから飼育に挑戦しようとい方の心強い味方になるはず。

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セセリチョウ科 クロボシセセリの食草
 クロボシセセリの好きな食草で、沖縄島へ進入した当時から卵・幼虫がよく見つかった。シンノウヤシを分布拡大の目印にも利用した。
ヤシ科 シンノウヤシ
 東南アジア原産の観賞用植物。鉢植え観葉植物鉢植として最も人気のある植物で、何処にでも見られる。民家、学校、公園などでもよく植えられている。他の大型ヤシに比べて低くてコンパクトなので使いやすいのだろう。

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5月定例会のお知らせ
5月24日水曜日 午後7時~9時まで
場所 琉球大学農学部「風樹館」
虫の好きな方でしたら、どなたでも参加できます。

シジミチョウ科 シルビアシジミの食草
 シロツメクサより幼虫、卵は採集したことはない。記録があるので、利用しているのであろう。最近、群生地で卵、幼虫を長時間かけて探したが見つからなかった。どうやら、どこてもいるわけではないようだ。
マメ科 シロツメクサ
 ヨーロッパ原産の飼料、緑肥用の植物。ミツバチの蜜源としても利用されている。シロツメクサよりもクローバーと言った方が分かりやすい。

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セセリチョウ科 クロセセリの食草
 低地から山地、開けたところから森林的なところまで幅広く生息している。オオシロモンセセリに比べてやや、半日陰を好み、圧倒的に数は多い。
セセリチョウ科 オオシロモンセセリの食草
 日当たりのよい場所、公園、庭などのかなり開けた場所で幼虫、成虫とも見つかる。さらに都市化した場所では見つかりにくい。生息地は局所的で、数は少ない。
ショウガ科 ゲットウ
 沖縄ではあまりにも有名な植物。旧暦の12月8日、葉はムーチーを包む材料に使われ、食品を保存する。このことから、花の綺麗なのもさることながら、素材が抗菌効果があることがわかり、いろいろな商品に加工されている。沖縄の山野に普通に見られ、繊維なども利用されることから、畑の周囲、空き地に植えられたりもする。最近は公園植物として人気がある。

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セセリチョウ科 ユウレイセセリの食草
 日当たりのよい場所よりも日陰に育つ葉に幼虫は見つけやすい。
セセリチョウ科 チャバネセセリの食草
 ユウレイセセリに比べてこの植物からの幼虫は少なく感じる。
セセリチョウ科 トガリチャバネセセリの食草
 まだ幼虫を見たことがない。探したが見つからなかった。
ジャノメチョウ科 リュウキュウヒメジャノメの食草
 食草の群生地では見つけにくく、細々とあるところがよい。
ジャノメチョウ科 ウスイロコノマの食草
 イネなどでよく見つかるが、他のイネ科では見つけにくい。しかし、オガサワラスズメノヒエでの飼育は身近に生えているのと、少し乾燥に強いのでえさ持ちがよい。
イネ科 オガサワラスズメノヒエ
 南米原産の帰化植物。飼料用にも使えるためなのか、あっちこっちに生えている。確か小さい頃山羊のえさとして刈り取ったことがある。やや湿気を好み、日差しの強いところよりも半日陰を好む。群生すると芝生のようになり、他の草の育ちを押さえる効果がある。

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セセリチョウ科 ユウレイセセリの食草
 幼虫は周年観察出来るが、特に夏から秋にかけてが多い。日陰に生えるエダウチチヂミザサは暑いときの幼虫探しにはいい。
セセリチョウ科 チャバネセセリの食草
 ユウレイセセリに比べてこの植物からの幼虫は少なく感じる。
ジャノメチョウ科 リュウキュウヒメジャノメの食草
 エダウチチヂミザサの群生地での幼虫探しは、前2種が巣を作るので見つけやすいが、本種は難しい。リュウキュウヒメジャノメはススキ、チガヤが見つけやすい。
イネ科 エダウチチヂミザサ
 林床、日陰の林道脇に群生する。民家の庭や公園の日陰にもよく生えている。葉が波打つので、他のイネ科植物と見分けやすい。

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シロチョウ科 モンキチョウの食草
 ちょうど今頃の5月に幼虫を探すチャンス。シナガワハギが空き地、荒れ地に群落を作る時期で、モンキチョウの雌が産卵にやってくる。
シジミチョウ科 ハマヤマトシジミ
 観察例は少ない。
シジミチョウ科 シルビアシジミ
 これも観察例は少ない。
マメ科 シナガワギ
 東アジア原産の帰化植物。ちょっとした空き地、道路の路傍、畑によく生える。群生すると小さな黄色い花が綺麗に見える。

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マダラチョウ科 アサギマダラの食草
 アサギマダラが北から南下してくる11月から4月までが、幼虫が見つかる時期になる。ただし、たくさんのサクラランの中から卵や幼虫を探すのは大変苦労する。経験から、一番見つけやすい時期は、12月から3月頃までだった。
ガガイモ科 サクララン
 沖縄の各島々に広く分布している。生育地は岩盤や樹木、崖などで蔓になって這っている。群生することが多く、低地から山地まで見られる。ホヤと呼ばれ、園芸植物としても栽培されることが多く、民家の樹木や岩に生えているのをよく見かける。

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シジミチョウ科 ヤマトシジミの食草
 卵や若齢幼虫は比較的見つけやすいが、終齢幼虫は見つけにくい。葉裏にいることもあるが、茎や付近の岩、くぼみなどにいるときもある。カタバミが群生している場所よりは鉢に生えていたり、路傍、岩などに生えているところで幼虫は見つけやすい。
カタバミ科 カタバミ
 何処でも普通に生えている雑草。若い果実は食べられる。ちょっと酸っぱいが、なれると癖になる。

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ジャノメチョウ科 ウスイロコノマの食草
 スイロコノマは多くのイネ科植物から幼虫が見つかっているが、オヒシバは少ないようだ。同じジャノメチョウ科のリュウキュウヒメジャノメもオヒシバで飼育できる。
チャバネセセリ セセリチョウ科
 オヒシバに幼虫が巣を作ると見つけやすい。
ユウレイセセリ セセリチョウ科
 幼虫が大きくなるとチャバネセセリとは違う食べ方をするので区別ができる。
イチモンジセセリ セセリチョウ科
 記録が少ない。
イネ科 オヒシバ
 ほんとうに身近な路傍の雑草。踏みつけられても強く、性質は強い。
比嘉正一

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シジミチョウ科 タイワンクロボシシジミの食草
 沖縄島ではトウダイグサ科のアカメガシワの花が咲く今頃に数が多い。幼虫が花を食べるからだ。その他の時期は数が少なく、幼虫が何を食べているのか不明な点が多い。
トウダイグサ科 クスノハガシワ
 常緑の中低木で、沖縄の山野に普通に生えている。雌雄異株。画像は雌株。花は3~4月頃に咲くので、この時期にしか幼虫を見つけることが出来ない。幼虫はたいへん小さく見つけにくい。
比嘉正一

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シジミチョウ科 イワカワシジミの食草
 通常だと3月に成虫が羽化し、4月のクチナシの蕾に産卵し、花の中味を食べる。この時期の幼虫は数が少ないようで、見つけにくい。蕾を食べた幼虫が蛹、羽化し産卵能力を備える5月中旬から6月にはクチナシの果実がだいぶふくらんでいる。今後は果実の中味を食べるので、この時期の出来、不出来で今後の発生に影響する。

アカネ科 クチナシ
 花は白で風車に似ているので、カジマヤーと呼ぶ。また、実際に風を受けてよく回る。野生植物がのまま園芸植物そのものとして扱われる良い例。庭木、街路樹、公園樹に使われるが、果実を鳥が食べて種子を散布するので、実際には植えなくても勝手に生えてくる。去年、沖縄本島にまともな台風がこなかったので、今年のクチナシの花つきは大変良かった。果実の豊作が期待できそうで、これにともないイワカワシジミの乱舞が見られるかもしれない。
比嘉正一

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テングチョウ科 テングチョウの食草
 食草のクワノハエノキの新芽、新葉が終わったちょうど今頃の季節に、成虫は多い。沖縄にテングチョウがこんなにいたのか、と思うくらいいるときがある。
タテハチョウ科 フタオチョウの食草
 最近、中南部で成虫をはじめ、幼虫なども観察されている。今後の発生を支えるのは、幼虫の食す食草の存在で、幼木ではなく、大きな木を好む。しかし、田舎でも都市化で整備され、道路沿い、畑の周囲も整備されて、大きな木はだいぶへった。
クワノハエノキ ニレ科
 沖縄の野山に普通に生えている樹木で、数も多い。地域の大切な森や拝み場所には、たいていクワノハエノキの大木が常連に生えている。また、古い集落の防風林、屋敷林にも多く、古木として市町村に登録されているのもあった。

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シジミチョウ科 ハマヤマトシジミの食草
 最近になって食草として確認された。
シジミチョウ科 シルビアシジミの食草
 コメツブウマゴヤシが繁茂するちょうど今頃の季節に大発生する。芝生、土手、荒れ地、公園
 などがねらい目。発生は局地的なようだ。
シロチョウ科 モンキチョウの食草
 沖縄ではモンキチョウはもともと少ない。これからが成虫の多くなる時期で6月の記録は多い。
コメツブウマゴヤシ マメ科
 冬に発芽し、初夏に大群落を形成する。真夏には枯れてしまう。3種の蝶は幼虫を探すのに苦労する。芝生だったら、ひなたぼっこをしながらじっくり探せる。

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セセリチョウ科 タクロボシセセリの食草
 頻繁に幼虫がついているでなく、時々しか幼虫はみつからない。
ココヤシ ヤシ科
 導入植物。タイワンカブトムシ、キムネクロナガハムシの進入する以前は、ほんとうにたくさんのココヤシが生育していた。両種の被害で、大きなココヤシは壊滅的な打撃をうけた。沖縄島に育つきれいなココヤシは数が少なく、写真を撮影するのにもなかなか見つからない。画像は那覇市末吉公園内に育つもの。夏になると果実がいくつもつき、葉もたいへんきれい。なかなかおめにかかれない見事なココヤシなので、好きな方は見て頂きたい。
[添付]画像の説明

琉球の昆虫28号を発行しましたのでお知らせ致します。 
目 次
2005年・秋のアサギマダラ・マーキングの記録・・・・・・・ 野林 千枝
石垣島と与那国島で採集したコガネムシ類・・・・   ・  榎戸 良裕
アサギマダラの記録(2006)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 長嶺 邦雄
県外から飛来のマークつきアサギマダラの記録(2005)・・ 長嶺 邦雄
2005年沖縄島でマークされたアサギマダラの再捕獲記録・長嶺 邦雄
石垣島でのセミ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・榎戸 良裕
アサギマダラマーキング調査会報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・長嶺 邦雄
蝶類の記録(2005年)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・比嘉 正一
座間味島と屋嘉比島における7月下旬の蝶類の記録・・・・・・楠井 善久
2005年・沖縄島の蝶類の記録・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・野林 千枝
シルビアシジミの軽微な異常型・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・斎藤 基樹
イワカワシジミの成虫の興味深い生態・・・・・・・・・・・ ・・斎藤 基樹
池間島のシロアリとアシナガキアリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 楠井 善久
バナナツヤオサゾウムシ冬季の生息状況・・・・・・・・・・・・・・・楠井 善久
慶良間諸島仲島にクロイワツクツク分布・・・・・・・・・・ ・楠井 善久
ヤマトシロアリの群飛を襲うシロガシラの群れ・・・・・ 楠井 陽子・楠井 善久
野甫島(伊平屋諸島)のハムシとゾウムシの小記録・・ 楠井 陽子・楠井 善久
アオムネスジタマムシを正月に採集・・・・・・・・・・・・・・・ 楠井 陽子・楠井 善久
宮古諸島伊良部島におけるサツマゴキブリの採集記録・・楠井 善久・森 英人
沖縄本島における原記載蛾類発生地紹介 その1・・・具志頭村海浜公園・・・・富永 智
最近のタイワンキドクガ多発生の原因考察・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 富永 智
渡嘉敷島の早春の採集、―甲虫と蝶―・・・・・・・・・・・・・・・・楠井 善久・楠井 陽子
オキナワセマダラコガネの早い出現記録・・・・・・・・・・・・・・・楠井 陽子・楠井 善久
オキナワトゲオトンボの翅端斑異常について・・・・・・・・・・・・焼田 理一郎

琉球の昆虫 第28号 Insects of Loochoos No.28
発行日:2006年4月30日
発 行:沖縄昆虫同好会 Okinawa Entomological Society
    (事務局) 〒901-0145 那覇市高良2-13-67 長嶺邦雄 方
編 集:比嘉正一、長嶺邦雄、野林千枝、焼田理一郎

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セセリチョウ科 タイワンアオバセセリの食草
 新芽・新葉の時期だけ幼虫が食べて成虫になるようだ。コバテイシでの食草の記録は少なく、まれに利用する程度なのかは不明。石垣市内にたくさんのコバテイシがあったが、新芽の時期なのにぜんぜん幼虫が見つからなかった。
コバテイシ(モモタマナ) シクンシ科
 傘型の樹形になるので、観賞用に幅広く使われている。学校、地域の広場、公園、街路樹、墓の緑陰などなど。もともと自生の樹木で、海岸に野生も見られる。実は食べられると書いてあるがまだ食したことはない。

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シジミチョウ科 ハマヤマトシジミの食草
 ずいぶん前の話だが、糸満市のバスターミナル周辺は路傍に草が生えていて本種が飛び回っていた。幼虫がいないかどうか探したらイヌビユから見つかったと記憶している。さらに、石垣島では港
周辺には路傍や空き地にイヌビユが生えていて、簡単に幼虫が見つかった。今では昔の面影はなく2カ所ともいなくなった。
イヌビユ ヒユ科
 畑や路傍、空き地に生え、どこにでも見つけることができる。特に畑の雑草で群落になることもある。花が咲き出す前の柔らかい葉は食べられるらしいが、まだ食べたことはない。
[添付]画像の説明

シロチョウ科 ウラナミシロチョウの食草
 アメリカセンナはハブソウと同じくらい好きなようだ。同じ地域にナンバンサイカチ、ハネセンナも
あるのだが、アメリカセンナに産卵し、個体数が増加するとともに他の食草にも産卵を始める。
アメリカセンナ マメ科
 南米原産の熱帯花木で、黄色い花が長く咲くのが特徴。低木で、主に公園や学校、民家の庭園
などに使われているが、多くはない。
[添付]画像の説明

タテハチョウ科 イシガケチョウの食草
 オウゴンガシュマルからイシガケチョウの幼虫の記録は少ない。
マダラチョウ科 ツマムラサキマダラの食草
 幼虫は見つけにくい。飼育の時にはえさ持ちがよく、よい。
オウゴンガシュマル クワ科
 ガジュマルの園芸品種。新芽・新葉が鮮やかな黄緑色でとてもきれい。沖縄に入ってきたのは数十年前で、主に道路の緑化に使われてきた。だが、一般の庭にはなじみがなくあまり使われない。
[添付]画像の説明

タテハチョウ科 イシガケチョウの食草
 ホソバムクイヌビワからイシガケチョウの幼虫の記録は少ない。原因は観察不足と思う。じっくりと探せば、幼虫はすぐ見つかる。
ホソバムクイヌビワ クワ科
 近縁種のハマイヌビワに似ているが、葉が二回り小さく、表面に毛があってざらつく。樹皮は本種が黒っぽいのですぐに区別がつく。那覇市の末吉公園は本数が多いので、行ってみると良い。
[添付]画像の説明

タテハチョウ科 イシガケチョウの食草
 ハマイヌビワからイシガケチョウの幼虫の記録は多い。特に新芽・新葉の多いこの時期は、
 絶好の幼虫採集と飼育時期になる。
マダラチョウ科 ツマムラサキマダラの食草
 幼虫は見つけにくい。
ハマイヌビワ クワ科
 常緑の高木。ガジュマルの葉に比べて約倍ほど大きく、柔らかめ。樹肌は白っぽく、遠くからでもよく目立つ。この仲間は葉や小枝をちぎるとゴム質の白い汁がでる。沖縄では何処にでも生えていて、管理された公園もいつのまにか生えていることがある。石垣、岩、道路のゴミが溜まる隙間、樹木の割れ目など、こんなところにもいう場所にも生える。果実が鳥に食べられて、糞が落ちたところに種子が散布されて、分布を拡大しているらしい。
[添付]画像の説明 

タテハチョウ科 イシガケチョウの食草
 オオイタビからイシガケチョウの幼虫の記録は多い。新芽がよく出て、民家の石垣に生えているの で見つけやすい。
マダラチョウ科 ツマムラサキマダラの食草
 幼虫が見つかるのは7,8月の熱い期間が多く、それ以外は見つけにくい。
オオイタビ クワ科
 沖縄各島々に分布する半蔓性の植物。ガジュマルの仲間で、楕円形のいイチジク状の大きな果実が実る。果実は青黒く熟し、食べられる。古くから石垣の緑化に使われていて、乾燥にもよく耐えて緑の生け垣のように見える。強い性質を利用して、観葉植物としても使われている。
 2種の蝶の食草なのだが、飼育するときには近くに群落があると便利。特にツマムラサキマダラの飼育は新鮮なものしか食べないので、毎日えさを交換が必要だし、長持ちさせようと密閉すると幼虫は死んでしまう。その点イシガケチョウは丈夫で乾燥、湿気にも耐えて蛹になる。
[添付]画像の説明

タテハチョウ科 イシガケチョウの食草
 アコウからイシガケチョウの幼虫の記録は少ない。
アコウ クワ科
 沖縄各島々に分布する高木。ガジュマルの仲間で太い枝や幹に丸いイチジク状の丸い果実が
実る。樹形がいいので公園や庭園に使われていて、古くから信仰の対象とされている地域に大木
が残っていることが多い。
最近、イチジクカミキリの食害で枯れた木もあったが、最近みられなくなった。
[添付]画像の説明

沖縄昆虫同好会2006年度総会を下記の通り開催致しますので、会員の方々、もしくは虫に興味のある方々のご参加をお待ちしております。
○4月26日水曜日午後7時~
○琉球大学「風樹館」
○会誌「琉球の昆虫28号」の配布も予定しております。
比嘉正一

3月22日水曜日 午後7時~9時 琉球大学「風樹館」で開催された。
参加は13名
1.はべる2006年第1号配布
2.琉球の昆虫28号の原稿締め切りと、編集会誌のお知らせ
3.沖縄昆虫同好会の口座が使えるようになった
4.4月は総会の予定
 ○アサギマダラがそろそろ北へ行くので、どこが一番多いのか、マーキングする場所の情報交換 
   があった。
 ○リュウキュウギンヤンマが羽化、ウスバキトンボの目撃情報が各人あり
 ○粟国島にアサギマダラ、ヒメアカタテハ、ギンヤンマ、ウスバキトンボがいた。
 ○イワカワシジミの幼虫がクチナシの蕾にいた
   などなど、いろいろな虫の話題満載でしたる

関係者各位殿
沖縄昆虫同好会の郵便振替口座はしばらく凍結していましたが、復活しましたのでお知らせ致します。これまで通り会費の納入、バックナンバーの購入に使えます。
振替口座02060-6-34432 沖縄昆虫同好会

沖縄昆虫同好会3月定例会のお知らせ
場所 琉球大学風樹館
開催日時 22日(水) 19-21時。
参加無料。虫の好きな方、自然の好きな方の参加をお待ちしております。
問い合わせ先TEL098(895)8841

琉球の昆虫の第4号 1980年6月発行 絶版
執筆者と記事は次の通り。
矢田、高橋先生の貴重な邦文の他、多数の短報が掲載されている。

矢田儕 ナミエシロチョウApias paulina(Cramer)の幼生期について
高橋真弓 久米島産リュウキュウヒメジャノメについて
田中洋・大原賢二・長嶺邦雄・二町一成 沖縄島のナミエシロチョウの食草を確認
田中洋・平原洋司 与那国島産タイワンシロチョウの飼育記録
佐渡山安常 1978年 沖縄島中部におけるナミエシロチョウの記録
佐渡山安常 1979年 沖縄島中部におけるナミエシロチョウの記録
佐々木隆 リュウキュウムラサキとナミエシロチョウの発見記録
佐渡山安常 1978年沖縄島中部におけるリュウキュウムラサキの記録
佐渡山安常 1979年のリュウキュウムラサキの記録
佐渡山安常 リュウキュウムラサキの飼育
佐々木茂 リュウキュウムラサキ大陸型♀の採取記録
田中洋・平原洋司・比嘉正一 沖縄島南部のウスキシロチョウの周年経過(1978年)
長嶺邦雄 1977年4月~6月のウスキシロチョウの記録ー(那覇市立古蔵中学校)ー
佐渡山安常 1979年沖縄島中部におけるクロボシセセリ発見地
佐渡山安常 1978年沖縄島中部にて迷蝶4種を同じ日に観察、採集
長嶺邦雄 1979年12月にもとれたツマグロキチョウ
長嶺邦雄 ホリイコシジミのこと
佐渡山安常 1978年沖縄島中部におけるメスアカムラサキの記録
渡辺清・関哲夫・木村雅俊 1979年沖縄島の迷蝶について
長田勝 那覇市末吉森におけるチョウの個体数調査
長嶺邦雄 冬のフタオチョウの幼虫の一観察
田中洋 沖縄島のアサギマダラの食草サクララン
比嘉正一・佐渡山安常 沖縄島の蝶類食草2種
佐渡山安常 1978年沖縄島中部におけるテングチョウの観察日
佐渡山安常 1979年沖縄島中部におけるテングチョウの記録
長嶺邦雄 1980年1月テングチョウの観察
佐渡山安常 1979年タイワンツバメシジミの報告
渡辺清・谷口昌弘 絶滅に瀕して居るのか?タイワンツバメシジミ
佐渡山安常・城間一郎 沖縄島中部のカラスアゲハの記録
石川邦彦 八重山におけるモンキチョウの記録
石川邦彦 八重山群島の蝶類採集記録・1979年春と秋
関哲夫 1979年5月沖縄採集記
長嶺邦雄 1978年2月と4月の久高島のチョウ・トンボ
関哲夫 1979年秋沖縄採集記
長嶺邦雄 1979年8月の八重山のチョウ・トンボ
長嶺邦雄 1978年伊平屋島のチョウ・トンボ(7月)
渡辺清 メスアカムラサキ赤斑型を採集
渡辺清 沖縄迷蝶記録・1979年
小浜継雄 沖縄島で採集された迷トンボ2種

2月定例会を次のように行います。
興味のあるかたは会員でなくても参加できます。
虫が好きになるチャンスを与えます。
2月22日水曜日 午後7時~9時
琉球大学「風樹館」

1月25日 水曜日 那覇市の「徳門」で新年会を行った。
会員のYさんのひいきの居酒屋で、去年行ったところ大好評だったことから、今回もここときまった。参加は11名、去年とほぼ同じ。メインは鍋。まず、刺身から、開始。ん、この刺身はヒージャーでもないし、味がいい。聞いてみると、ウミガメとのこと。その後は、アバサー、ウツボ、ナマコ、ユバなどのめったに食べることのできない食材ばかり。下戸が多い同好会の新年会、「飲むより食べる」方は
大正解でした。
 2月定例会は22日水曜日午後7時から琉球大学「風樹館」で開催の予定です。

琉球の昆虫 第3号 1979年6月4日発行 絶版
田中洋 沖縄島でホリイコシジミを採集
長浜克英 西表島においてハイイロタテハモドキを採集
尾本和義 沖縄島で採集されたツマグロキチョウ
比嘉正一・崎山仁 沖縄島へ侵入したクロボシセセリ2
田中洋・平原洋司・比嘉正一・浅野隆 沖縄島南部のウスキシロチョウの周年経過(1977年)
梅林満智也 1978年沖縄島北部(名護市)におけるウスキシロチョウの2型の比率について
比嘉正一 1978年も採れた沖縄島のルリウラナミシジミ
佐渡山安常 1977年沖縄島中部の蝶類
尾本和義 1977年7月上旬の久米島の蝶
比嘉正一 本部町水納島の蝶類
下地英嗣 久高島の蝶類
比嘉正一 伊計島の蝶・目撃記録
比嘉正一 伊平屋島3月の蝶類
平原洋司 イワカワシジミの産卵行動
比嘉正一 八重山のYpthima属2種の食草について
河本好弘 タテハモドキの食草転換について
河本好弘 タテハモドキの新食草セイタカスズムシソウ
比嘉正一 クロアゲハの新食草2種
田中洋 沖縄島でテングチョウ幼虫を2月に採集
田中洋 沖縄島産ヒメジャノメの産卵
田中洋 沖縄島8月のモンシロチョウの記録
田中洋 沖縄島南部のアゲハチョウ
長田勝 沖縄島南部のユウレイセセリ
梅林満智也 シロオビアゲハ♂の異常型
尾本和義 ナガサキアゲハ♂の奇型
福田晴夫 リュウキュウムラサキ雌の斑紋記録法についての試案
梅林満智也 タイワンアオバセセリ宮古島で採集される
梅林満智也 渡嘉敷島でMegopis sp.を採集
長田勝 沖縄島のオオハラビロトンボの記録
長田勝 斉場御嶽の2ゴキブリ種
田中洋 クマゼミの初鳴記録(1978年)
比嘉正一 1976年 八重山で採集したトンボ類
琉球の昆虫第2号 1978年6月4日発行 p77. 絶版
 記事は次の通り
高橋真弓 ヒメジャノメの亜種間交配と南西諸島のヒメジャノメ
平原洋司 沖縄県産セセリチョウ科8種の幼生期形態
比嘉正一 沖縄島へ侵入したクロボシセセリ
田中 洋 那覇市のクロボシセセリ調査報告
浅野隆・新城安哲 沖縄島産テングチョウの周年経過 1997年(年何回発生するか?)
田中洋・平原洋司・水主隆志・比嘉正一・長嶺邦雄 沖縄島南部のウスキシロチョウ類・周年経過(1976年)
田中洋・平原洋司・浜川睦文 野外でクロアゲハ♂とカラスアゲハ♀とが交尾
浅野隆・新城安哲 巨大な与那覇岳産リュウキュウウラナミジヤノメ
浅野隆 1977年沖縄島のアオバセセリの記録
浅野隆 二型あるシロオビヒカゲの蛹
比嘉正一・下地英嗣 八重山の蝶採集記録(1976)
長嶺邦雄 1977年7月八重山で観察した蝶・トンボ・セミ
田中 洋 大東諸島蝶類採集報告(1977年3月)
長嶺邦雄 慶良間諸島阿嘉島で採集した蝶類
平原洋司 オナシアゲハ成虫にみる眼状紋の威嚇効果
比嘉正一 ルリウラナミシジミ卵塊中の卵数
田中 洋 ルリウラナミシジミの蛹化場所
梅林満智也 1977年沖縄島におけるルリウラナミシジミの記録
比嘉正一 アマミウラナミシジミの異常型
能川義男 イワカワシジミの色彩異常個体
渡辺 清 沖縄島においてルソンアサギマダラを採集
能川義男 ウスキシロチョウの2型の比率に就て
田中洋  沖縄島のウスキシロチョウ2型の野外観察
大城成良 沖縄島でマサキルリマダラを採集
渡辺賢一 毎年石垣島で採集されるタイワンアサギマダラ
渡辺賢一 石垣島で採集されたシロオビヒカゲ
田中章  リュウキュウムラサキ台湾型♀カラムシに産卵
比嘉正一 リュウキュウムラサキ赤斑型♀の採集記録
比嘉正一 テツイロビロウドセセリの越冬後記録
比嘉正一 沖縄島の迷蝶2種の記録
田中 洋 沖縄島呉我山でナミエシロチョウを採集
渡辺 清 1977年迷蝶発性状況について(西表島)
浅野隆・平原洋司 サクラランよりアサギマダラ幼虫を採集
浅野隆・新城安哲 西表島におけるウラギンシジミ
浅野 隆 オオバギで生育しなかったタイワンクロボシシジミ
浅野隆・新城安哲・平原洋司 タイワンツバメシジミの幼虫をタチシバハギより再確認浅野隆・新城安哲 シルビアシジミをハイマキエハギで飼育
田中洋・水主隆志・比嘉正一 カラスアゲハ沖縄島南部にも分布
長田 勝 西表島星立のナガサキアゲハ
長田 勝 沖縄島のミカドアゲハ夏型の記録
長田 勝 那覇市首里山崎町のモンキチョウ
佐渡山安常 与勝諸島宮城島で採集した蝶類
新城安哲 本部町水納島の蝶2種
長田 勝 座喜味城跡のリュウキュウウラナミジャノメ
渡辺賢一 イワダレソウを食するアオタテハモドキ
平原洋司 ハラボソトンボに捕食されたイシガケチョウ
比嘉正一 沖縄島産ヒメジャノメの越冬幼虫を採集
比嘉正一 ウラナミシロチョウ日本における新食草ナンバンサイカチ
渡辺賢一 石垣島で採集されたクロコノマチョウ
小浜継雄 久米島のトンボ類
田中 洋 オオヤマトンボを沖縄島で採集
堤 隆文 久米島のカミキリムシ科
堤 隆文 与那演習林のカミキリ2種
浅野 隆 奄美大島小湊でヤクシマルリシジミの卵を採集

1977年5月5日発行 現在は絶版
 <b>報告文</b>
福田晴夫・田中洋 ウスキシロチョウのギンモン型とムモン型について
田中洋・水主隆志 台湾型リュウキュウムラサキ♀から赤斑型が羽化
田中洋・比嘉正一 台湾型リュウキュウムラサキの飼育記録(1975年)
田中洋・浜川陸文 フィリピン型リュウキュウムラサキの飼育記録(1974年)
水主隆志      1976年沖縄島のテングチョウ
田中洋、比嘉正一、浜川陸文、平原洋司、尾本和義、水主隆志
            沖縄島南部のウスキシロチョウ類・周年経過資料(1975年)
平原洋司、水主隆志、田中洋、比嘉正一

	    ウスキシロチョウ類の新食草ハネセンナ

杉本志郎     南西諸島採集報告
田中洋     宮古島の蝶類 採集・観察報告(1975年5月)
田中洋     久米島の蝶類 採集・観察報告(1975年7月)
比嘉正一     慶良間群島の蝶類・採集報告
塚崎摂司     渡嘉敷島産チョウ数種の記録
若松昭伸     春の西表島採集観察記
水主隆志     ウスコモンアサギマダラの採集と飼育記録
田中洋・溝田健一  末吉でウスコモンアサギマダラ採集
長嶺邦雄     ウスコモンアサギマダラの記録(末吉町)
比嘉正一     ウスコモンアサギマダラの記録
長嶺邦雄     ウスコモンアサギマダラの記録の訂正
水主隆志     沖縄島でスジグロカバマダラを採集
平原洋司     那覇市末吉でスジグロカバマダラを採集
比嘉正一     沖縄島のクロコノマチョウの記録
水主隆志     沖縄島でクロコノマチョウの幼虫を採集
長嶺邦雄     沖縄島でのルリウラナミシジミの初見(1976年)
長嶺邦雄     ギンモンウスキチョウの卵からムモンとギンモンが羽化
比嘉正一     アオバセセリ南部での記録
平原洋司     那覇市でアオバセセリを採集
渡辺清     沖縄島でタイワンアオバセセリを採集
比嘉正一・下地英嗣  リュウキュウウラナミジャノメの野外における産卵
田中洋       オオゴマダラの小移住?
田中洋       与勝諸島平安座島の蝶2種
田中洋・平原洋司 タイワンキチョウの性モザイク個体を採集
比嘉正一     キチョウの雌雄型を採集
田中洋     リュウキュウウラナミジャノメの南限記録
比嘉正一     沖縄島のユウレイセセリの分布
平原洋司     奄美大島でクロコノマチョウを採集
田中洋     久米島で採集したトンボ類

 創刊号は会員みんなの力が結集した力作だった。ウスキシロチョウとギンモンウスキシロチョウとが同種と言うことが分かり、生態が盛んに記録されたのが反映された記事が多い。

マダラチョウ科の一種、アサギマダラの翅に油性マジックでマーキングが行われています。昨年の秋から沖縄昆虫同好会の会員、その他の方々が多量に行っています。蝶の翅にローマ字、ひらがな、数字などが書かれていましたら、お知らせ下さい。
昨年の秋には本土各県でマーキングされた個体がたくさん採集・確認されました。再捕獲後さらに南下することがあるようです。
気温の低い時期には、沖縄の島々で卵を産み、成虫になります。再び移動を開始するのは、南風が吹く4月です。この時期に再びマーキングをすると、本土各地で捕獲される可能性があります。
詳しくはネット「アサキマダラ」で検索するとたくさんヒットするので、参照して下さい。

琉球の昆虫No.24
2004年3月31日発行 p86.
 24号はボリュームたっぷりの号です。
1.西表島の蝶の記録(1997年1月~2002年3月) 長嶺邦雄
 西表島滞在中の膨大なデータが記載されています。年間を通しての記録が収録されているので
 どの時期にどんな蝶が西表島で見ることができるのか、推察ができます。
 
2.2002年・沖縄島及周辺離島の蝶の記録 野林千枝
3.沖縄島の蝶の記録(2001,2002年) 比嘉正一
 地域の蝶の発生消長を知るのに、とても大事な記録が集積されています。
4.粟国島のトンボ類の記録 小濱継雄
 粟国島で記録されたトンボが紹介されされています。
5.2003年カワカミシロチョウの記録を収録
6.小浜島で採集したトンボ 焼田理一郎
 西表島のすぐ近くに浮かぶ小浜島のトンボの採集記録です。
7.南大東島で再捕獲されたアサギマダラ(2002年~2003年) 長嶺邦雄
 その他アサギマダラのマーキングに関する邦文があります。
その他、沖縄本島南部におけるマイマイガの食草 富永 智さんの邦文など
が掲載されています。

琉球の昆虫 No.25 2004.12.10発行
目 次
フタオチョウの南下について・・野林千枝
 ○沖縄本島のフタオチョウが南下してきた記録がたくさん掲載されいて、沖縄の蝶の分布が
   今後どう塗り変わるのか注目の邦文です。
南大東島の蝶(2002.4~2003.12)・・・長嶺邦雄
 ○これまで南大東島の蝶については断片的だったのですが、長期滞在での記録は圧巻。
   生態の記録も充実。

b>この他下記の通り盛りだくさん。</b>
オキナワサナエ7月の記録・・・・焼田理一郎
北大東島の蝶・トンボ・セミ・・・・長嶺邦雄
2003年・沖縄島及び周辺離島の蝶の記録・野林千枝
蝶類の記録(2003年)・・・・  比嘉正一
南風原町でコフキトンボを採集・・焼田理一郎
沖縄島のオオギンヤンマの記録(2000~2002年) ・・焼田理一郎
渡嘉敷島でヒメイトトンボ、コモンヒメハネビロトンボを採集・・焼田理一郎
渡嘉敷島のシオカラトンボ目撃例・・・・・・・・・・・・・・・焼田理一郎

2005年12月28日水曜日 午後7時から9時まで、定例会を琉球大学「風樹館」で行った。
参加者 13名
定例会の主な内容は次の通り
○事務局より
1.沖縄昆虫同好会の口座を移転中です。すみ次第連絡致します。会費の振り込みが現金書留だけ
 で不便なのですか、もう少しお待ち下さい。
2.琉球の昆虫の27号を発送したら、会費が少しづつ入るようになりました。28号は無事だせる予算
 のめどがつきました。
3.例会の席上でブログ開設をしましたと報告。
4.はべる2005年度第7号を発行、参加者に配布した。

 昆虫の主な話題
1.カバマダラが最低気温8度Cを乗り越える。
2.アサギマダラ1000匹あまりマーキング、本土よりの飛来個体の再捕獲も多数。
3.クロメンガタスズメの成虫がミツバチの巣箱に突っ込んでいる写真が紹介された。見た方々「すご
 い」との声。
4.イワカワシジミの蛹を探していたら、実の中からアリがでてきた。アシジロヒラフシアリ。
  などなど、そのほか多数の話題が報告されました。
2006年度1月の定例会は25日水曜日の予定。

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